一人で

「なんで、、、？！」

(なんでクラスの人達がいるの…)

「梨沙ちゃん今日用事ないんでしょ〜？」

「え？なんで。あなた達には関係ないでしょ」

「そんな冷たいこと言わないでよ〜」

「私達、これから遊ぶんだけど、さっき梨沙ちゃんのお母さんにあって梨沙ちゃんが暇だって言うことを教えてもらったの〜」

「だから、一緒に遊ぼ？」

(なんで、、、なんでお母さんはそんなことを言うの…！)

「ごめん。今日は、遊びたい気分じゃないんだよね。」

「いつもそうじゃん！なんで梨沙ちゃんは一緒に遊んでくれないの？！」

「そうだよ！！いつも私達が誘っても、来てくれないの？」

「今日暇ならいいじゃん〜」

[クラスの人達が、どんどん口を開いていく。]

(うるさい。暇ならなんなの。ほっといてよ。私にかかわらないでよ！)

「私、大人数は、ちょっと苦手で…。ごめん」

「たまにはいいでしょ！！早く来て！」

「待っててあげるから、10分で来てね」

「その間、梨沙ちゃんの家のリビングにいるから〜」