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第1章 悲劇の運命 第4節
あることがきっかけで昔にタイムリープしてしまう。昔に戻った私は最悪な未来を変えるために行動を変えながらも1度目以上に楽しんでいく。これは最悪な未来がおこる「運命」を変える再挑戦のストーリー
「おーい!美羽ー!遅れてごめん!」
「ぜんぜん。遅れてないよ。ちょっと相談があって…」
「???何???」
「実はーーーー。」
私は鈴ちゃんに言われたことを全て伝えた。そのままの言葉で。穂乃果は下を向いている。驚いたのだろう。しかし、すぐに穂乃果は顔を上げて明るい笑顔でしゃべり始めた。
「そんなわけない!一緒に帰ろ!」
予想外の答えが返ってきて私は驚いた。
「………え!?なんで!?」
「だって~。たまたまでしょ!占いなんて私は信じていない!だから一緒に帰ろ!」
「でも…」
「いいの!」
私は説得しようとしたがそんな事聞きもせず穂乃果は帰ろうとしていた。私は諦めて、自分で注意しようと決めた。
私は穂乃果と下校中だ。家までは三十分かかる。もう十分は歩いている。
「もう大丈夫そうだね〜。やっぱデタラメでしょ!」
「そうだといいけど…まだ二十分あるし…」
「ーーーーー」
「ーーーーーーー」
「ーーーーーww」
「ーーーーーーwwwww」
「あと十分くらいで家だね〜!」
「何も起きなさそうで良かったよ…」
「ね〜!」
そんな事を言ったすぐにトラックが私達の方に突っ込んできた。
「えっ…?」
死を覚悟したがギリギリでトラックは止まった。
「止まった…?よかった…」
「ほんとによかった…」
私達は少し息をついてまた歩き出した。少し歩くと見慣れた家の近くまでやってきた。
「もうすぐ家だね〜」
「楽しかった〜!」
「じゃあ、また明日ね〜!」
「バイバーイ!」
『ドン!』 (←音よくわからんかった)
重低音が響き渡る。
「えっ…。」そこには止まった大きなトラックと血まみれで倒れている、穂乃果を見つけた。
「穂乃果!!!!」
驚いてまともに喋れない。
「だれか…だれかっ…救急車!!!」
私の声を聞いた人が急いでスマホを出している。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…穂乃果ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」
私は叫んだ。数分後、救急車が来た。急いで救急の人が穂乃果を救急車に乗せてくれる。
「すいません。同行してもらって良いですか?」
「はい。わかりました。」
私はついていくことにした。穂乃果が助かるようにできることがあるのなら何でもやる。そう決めたのだ。
病院につくと、穂乃果はすぐに緊急手術を始められた。手術が始まってから、1時間が立つ。穂乃果は無事なのだろうか。心配していると手術中のランプが消えた。
「美羽さん。穂乃果さんの手術が終わりました。」
「どうでしたか…?」
「結果ですが…」
つづく
コメント
6件
こっからタイムリープ…!?!? …と、予想する。 穂乃果ちゃんすごっ!?! 死ぬかもしれんのに行くのかぁ… 美羽ちゃん大好きやな((( まあ美羽ちゃんも穂乃果ちゃんのたまなら何でもやるって言ってたから両思いか…(( さて穂乃果ちゃんは死ぬのか死なないのか… 私の予想!Die…