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だてさく心配… 安定であべなべ可愛い
何があったのかな?みんなで相談にのるよ!
💙side
💚「誕生日ディナーだからと思って少しおめかして来たのに…」
💙「俺は好きなものをご馳走したいの」
行きつけの焼肉屋で俺たちは涼太と佐久間を待っている。
俺が阿部を連れて行くと言ったら、涼太もそれなら佐久間を呼ぶと言ったのだ。
しかし、約束の時間を過ぎても一向に2人は現れなかった。
阿部は何を勘違いしたのか、一度わざわざ帰って上下揃いのスーツを着てきていた。臭いがついたら、困るようなちょっといいやつ。
俺は安定の楽な格好。
💙「それにしても遅いなあ…。あ、きたきた」
❤️「ごめん、遅くなった」
💚「それほど待ってないよ。佐久間は?」
❤️「それが……帰っちゃった」
涼太はそわそわしている。察するに喧嘩別れでもして、追いかけたいんだろう。
💙「いいよいいよ。佐久間のところ行け」
❤️「ごめん、なんか。せっかく誘ってくれたのに」
💙「気にすんなって」
涼太は、何度も頭を下げて、店から出て行った。
💚「残念だったね。せっかくのゆり組のお誕生日お祝いだったのに」
💙「ん……何があったんだろ。あ、すいません、カルビとハラミ…」
💚「焼肉は食べるんだ」
💙「当たり前」
俺は、大好きな焼肉を堪能してから、涼太たちのことを心配することにした。
ま、どうせつまらない痴話喧嘩だろ。
💚「野菜も食べなさい。すいません、サラダもお願いします」
💙「ぶー」
母親のような注意を阿部に受けながら、俺たちはその夜2人でたらふく焼肉を食った。