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第三章:アメリカのフリーク州の留学編
フリーク区の合同アパートにて
それから2年後(2024年)が経った。
T(当時18歳の高校3年生)の心の声ハクランさんとカラスさんに好意を寄せて近づきたいけど、眩しすぎて近づけない。陽理もパリピギャルだからなかなか近づけないなぁ。これがマドンナとパリピのオーラなのか…接点はなかったが、エカチェリーナっていうノーミーマドンナよりはマシだ。」
ムラクモ「このお便りをもらいましたよ、Tさん。」
T「アメリカのフリーク州に短期留学ですか?」
ムラクモ「ええ。せっかくの思い出ですから。あなたもだいぶフリーク社会と一般社会に慣れて来ましたからね。私もあなたみたいな、初めての友達ができて最高に嬉しいですよ。なので一緒に留学しませんか?」
T「本当に?!!ありがとうございます!!」と2回ジャンプしてはしゃぐのだった。
Tの心の声「やったぁぁぁ!!男友達が高校の時にできて2年が経って最高だ!!」
ムラクモ「まずはアメリカのフリーク州のマナー確認ですから。よろしいですね、Tさん?」
T「じゃあ言いますね。まずは店員さんとお客さんは対等で、店員さんは専門職扱いなんですよね。」
ムラクモ「よく調べましたね、Tさん。その通りです。なので、日本の居酒屋みたいにすみませんと大声で叫ぶとマナー違反になるからですね。なので、店員さんを呼ぶ時はアイコンタクトをとって待つか、Excuse meと少し小さな声で言って待つかをした方がいいですね。」
T「あとは麺類を食べる時は啜ってしまうと汚い食べ方だと言われるからマナー違反なんですよね?」
ムラクモ「その通りです。実を言うと、麺をズルズル啜って食べるのは日本だけなんですよ。なので少しずつ食べることがポイントなんです。」
T「やっぱり、ズルズル啜って食べることがマナー違反なら、クチャクチャ食べて、不快な思いをするのと一緒じゃないですか?」
ムラクモ「的を得てますね。まさにその通りです。」
「ピンポン!」とドアベルが鳴る時、ある女性がドアノブに触れて少しひねり、「ガチャッ!」と鉄の音を鳴らして出てきたのだった。
赤紫色の服を着ており、茶髪のセミロング姿をして登場した白鳳ミンリだった。
ムラクモ「あなたは確か、白鳳ハクランさんの5歳年上のお姉さんの白鳳ミンリさんですか?」
白鳳ミンリ(24歳)「その通りにゃ!アタシはミンリ!あなたたちがこれからフリーク州留学に行くの?だったら私も連れてってにゃ!」
Tの心の声「じゃあ私たちよりも6歳年上ってことか。ミンリさんって人はノーミー世界だとぶりっ子であざといと思われるよな。でも珍しいな。ミンリさんがわざわざ私たちのアパートを訪れるなんて。」
ムラクモ「Tさん。この方は空エキ学園の卒業生でもあるミンリさんです。」
T「Tと申します。よろしくお願いします。」と頭を下げるのだった。
ミンリ「空エキ学園でさ、大変なことって何だと思う?」
ムラクモ「保健体育の授業で生理痛の疑似体験をしたことですね。それを小学校から高校まで体験しましたから。」
T「思い出すだけで本当に痛かったです。もう暴飲暴食するところでしたよ!!」
ミンリ「私も超痛かったんやで!!T!!思春期からずっと生理痛で学校から支給されたナプキン当てて生活してたんだからにゃ!私もTみたいに暴飲暴食するところだったけど、ハクランの毒舌思い出したらもう我慢して薬飲んでナプキン交換しながら生活したんだもん!!でも凄いんやなぁ、ムラクモとハクランは!」
ムラクモ「個人差ありますから。ただ私の場合は多少は痛かったですね。」
ムラクモの回想シーン(2年前、空エキ学園の
高校1年生の時
T「この生理痛の装置をア◯コの近くに当ててっと。」「ビー」と振動が来る時T「アイタタタタ!!これが生理の痛みか!!」と両手で痛いところを抱えるのだった。ムラクモ「確かに痛いですね。」T「大丈夫なんですか?」
ムラクモ「ええ。私は小学生の時から体験をしていましたから、慣れですよ。ただ、生理痛の痛みの程度には個人差がありますから、一括りにはしない方がいいですよ?」T「まあそうですよね。だから小・中・大と設定してあるんですか?」)
ムラクモ「あの時のTは大げさでしたよ。まあ初めての体験ですから、そうなりますよ。」
T「ちょっと!黒歴史じゃないですか?!!」
Tの心の声「男性にだって悩みぐらいはありますよ!!私がエカチェリーナに告白できなかったのは、彼女が私より身体が高すぎて告白したら見世物にされてプライドが傷ついたかもしれなかったからなぁ。ノーミー世界なんて醜いわ本当に!!」
ムラクモ「あとは妊婦疑似体験もしましたね。覚えていますよね、Tさん?」
T「あれは貴重な体験でしたよ。スイカ4個分をお腹に背負うくらい重たかったんですよ!!」
ミンリ「私も体験したけどまさにその通りやったにゃ!!歩くのも大変で身体がクタクタ!」
ムラクモ「肩も凝りましたよ。」
T「これ空エキでは小学校からずっと体験するってのが凄いんですよね!!ノーミーどもに言ってやりたいですよ!!」
ミンリ「言わなくていいんじゃない?そんなこと言ってるあんたはまだノーミーなんやにゃいの?」
T「…意外と痛いところついてきたな。」
ミンリ「あと私は女性だから小学校の時に男性VRヘルメットとゴーグルを被った時にはよく男性の悩みがわかったにゃ!好きな女子の前で恥ずかしい気持ちを表現できにゃい痛み、周囲の目を気にするプライドが邪魔ちゃうってことやんね!」
コメント
1件
読了しました!今回も独特な世界観が炸裂してて、すごく楽しかったです。特にムラクモさんとTくんの、フリーク州留学前にマナーを確認し合うシーンがほっこりしました。アメリカの店員さん呼び方とか、麺類の食べ方とか、細かい描写がリアルで「ああ、確かにそうだよな」って頷きながら読んでました。そして何より、ミンリさんが突然現れて「連れてってにゃ!」ってノリで参戦するところ、めっちゃ好きです。♡♡♡痛の疑似体験や妊婦体験のエピソードも、ただのギャグにせず、ちゃんと教育的な意図が込められてるのが黒屋さんの真面目さだなあと感じました。しかし、Tくんの「ノーミーどもに言ってやりたい」に対してミンリさんが「言わなくていいんじゃない?」ってサラッと諭すのも、キャラの深みが出てて良かったです。続きが気になります!