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“2時間で終わるから待っててな”
そう言ってゾムさんは部屋に戻っていった
(2時間)
一人でいるには結構長い
そして寂しい
そうだ、この時間ならトンさんが夜ご飯の準備をしてるかも
「トンさん!」
思った通り、トンさんは食堂でご飯の準備をしていた
ト「ん?(名前)、どうした?」
「お手伝い!」
ト「おぉ、助かるわ」
「何すればいい?」
ト「そうやな…」
(よし、作ろう)
今日はハンバーグとの事で
今から全部で40個作ります
ハンバーグ40個って何?給食じゃん
一人3つずつくらいの計算らしいけど
(そんなに食べれるかな)
ト「どんくらい出来そう?」
「んー…、じゃあハンバーグは私に任せて!」
ト「え、数やばいけど…」
「でも他にも作るものあるでしょ?」
ト「まぁ…、なら頼むわ」
「任せて!」
「うわぁ…」
終わらない、いくらやっても終わらない
終わる気配がない
ト「大変やろ」
「うん、でもトンさんはいつもやってるんだもんね」
ト「いや〜、もう慣れたわ」
「慣れ…」
毎日この量だと考えると思わず遠い目をしてしまう
「よし」
折角みんなに食べてもらうんだし、頑張ろう