テラーノベル
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「現在、逃走中の犯人の行方はいずれも掴めておらず現在も捜索がー」
朝から流れる物騒なニュースが流れていた。
少女(狩野咲せつな)が眠たい目をシパシパさせながらリビングに降りてくる
「あれ?まだ捕まってないの?逃げ足早いねぇ」
そう寝ぼけた様子で、コーヒーを飲みながらニュースを見ている。
既にピシッと制服を着ている男性(辻 境介)と朝ごはんのトーストを食べてる最中の大人っぽい女の子の(数伏 ふたは)に話す。
そして、狩野咲は「トースト私も食べたーい」そう言いながらキッチンに向かった。
キッチンでは、「勿論!食べましょせつなちゃん」と明るくせつなに話しかける金髪の女の子(影渡 きく)
黙々と料理を作るどこか無愛想な青髪の男の子(数伏 あお)が居た。
こんな平和でどこか賑やかな日常、だがそのBGMにはあの物騒なニュースが流れている。なんともアンバランスでおかしな空間だ。
普通の人間ならこんなニュースを見たら怖がったり恐れたり、それなりの反応をするだろう。しかし…
「どうする?…このまま捕まらなかったら動くか?」
ふたはが朝ごはんを食べ終え境介に聞く。
「あぁ、捕まっておけば楽なのにな」
ふたはの問いかけに境介はクツクツと笑いながらコーヒーを1口飲んだ。
余裕しゃくしゃくな、まるで自分たちで捕まえてやろうかなんて会話をしている。
彼らのは冗談のそれとは違う、本気で出来るから言ってるのだ
ここは有楽早生《うらわせ》刑務所、彼らは特別看守と呼ばれる特別な看守達なのだから
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