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某年某日某時、雨の日に起きた事件だった
その日、空の機嫌が悪いのかっていうほどの雨だった、真っ暗な空に強い雨の音、雷がならなかったのが幸いだった。発見が遅れたかもしれないからだ
小学生が下校中に排水溝の…あぁ下水とか生活排水が流れてる外の排水溝の方だ。
水が溢れているのを発見したことからそれを母親に伝えた。この後母親は子供の登下校の道だからと気にして見に行った。子供思いの親だ大雨だというのに。
そこで目をしたのは少し溢れてるのかなという母親の予想と期待を盛大に裏切ったものだった。側溝の蓋が浮いて外れてるんじゃないかというくらいには溢れていたのだ。流石にこれはやばいと思い慌てて警察に通報した。
そして雨が止んで昨日と大違いの晴天の次の日に清掃業者か水道業者かがやってきて確認したら。死体が詰まっていた。トラウマになったろうな。
そこまで(辻 境介)が説明するとこの事件の資料集を閉じた
今朝のニュースの後、夕方まで待って捕まるか反省して自首するか待とうとなったが結局犯人が捕まることはなかった。
境介「死体はバラバラ、袋ずめだったが袋の口が開いて たのか水死体みたいだった」
せつな「先輩みてきたの?ニヤニヤしてるから察するけ どさ。」
ふたは「趣味の悪いことをする奴だ…こいつが私のペア かと思うと酒が飲みたくなる」
黒のスーツをそれぞれカスタムしてはいるが、ビシッと着ているこの3人は有楽早生《うらわせ》刑務所の特別看守と呼ばれる国が極悪人で反省する気配が微塵もないと判断された犯罪者に《特別》な処置が出来る存在だ
境介「バラバラ殺人とは物珍しい、相当な恨みかそれとも見つからないようにしたのか。どちらにしろこいつは俺の嫌いなタイプだ。だからそこ惹かれる」
どっちだよと思うことを言う(辻 境介)を見て(数伏 ふたは)少し呆れていた。この2人はペアだ。私から見ても凸凹だなと思うが朝ご飯を一緒に食べるくらいには仲のいいちょっと不思議なペアだ
せつな「先輩、それでどうするの?先輩達がやるなら報 告しとこっか?」
この2人が動くなら安心、私の出る幕はないなと思いそう言った。私も本当は参加したいけどね
私の言葉を聞くと任せたと境介が言って帽子を深く被った。その後ろには今から犯罪者を捕まえに行くというのに落ち着いた、散歩に出かける気持ちと同じくらいの様子で出かける準備をするふたは。
「この組織に目をつけられる前に捕まっていれば、幸せだったのに」