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ある日の帰り道


雨が1粒


手に落ちた感触がした


冷たくて、なんだか懐かしく感じた


いつだっけ、


君が俺の前から消えた日は


あの時はすごく驚いた


だって君が急に消えるんだもん


でもね、俺寂しい


こう見えて寂しがり屋なんだよ?


…君は今何してるのかな


6年前…



渡辺「涼太、」


渡辺「どこに居るのッ、」


渡辺「出てきてよ、」


渡辺「ふっ…、うぅ、」




あれから丸々6年が経った


今でも覚えてる


君の声が聞きたい


もう一度、もう一度だけ


会えるなら、


声をたくさん聞きたい


忘れかける前に、どうにか声を


お願いします、神様ッ




??「翔太」


渡辺「…?!」




この声


俺が1番大好きな声


忘れられない声


6年前、俺の目の前から突然消えた君の声


あぁ、今にも泣きそう





渡辺「涼太、?」


宮舘「うん。涼太だよ」


渡辺「涼太…!!!」


宮舘「おぉ、笑びっくりした笑」




あまりにも嬉しすぎて飛びついた


神様ッ、ありがとう


涼太と会えて幸せ


でも、分かってる


こんな事はいつまでも続くはずがない


分かってる、分かってるよ


あとちょっとだけ、


ちょっとだけでいいから涼太と居させてください





宮舘「翔太、」


渡辺「ん?」


宮舘「チュッ」


渡辺「んっ…、」


宮舘「俺が居なくても頑張ってね」


宮舘「ちゃんと見守ってるから、ね?」


渡辺「うんッ、」


宮舘「すぐに来ちゃダメだよ?笑」


渡辺「はぁい、笑」


宮舘「ふふ、偉い偉い」


宮舘「それじゃ、」


宮舘「幸せに生きてね」


渡辺「言われなくても分かってるよ」


宮舘「んふふ、」





そう言い、涼太は空に行った


大好きな人が、目の前から突然消える


1番愛してる人


いつも隣に居て


幸せそうに笑って


でも、もうそんな君は居ない


隣はひとりぼっち


寂しいな





渡辺「この想い、一生忘れない」


渡辺「たとえ事故で記憶喪失になったとしても、」


渡辺「お前の事全力で思い出すから!!」


渡辺「…寂しくねぇから、」


渡辺「見守ってくれるなら、全然寂しくねぇ!!」


渡辺「大好きだよ…、」








『翔太!』


「涼太!」
















end






















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