あ、言うの忘れてたけど、二人は同級生です※そこまで関わりはない
リスカ・OD・いじめの描写があるので注意!
前回の続き
太「だから、もう、どこにも行きたくない帰りたくない、、」
中「なら、ここに居れば?」
太「ぇっ」
太(信じられない、けど…心のどこかが、じんわりとあたたかくなった)
太「…いい、の?」
中「うん。お前が『居たい』って思えるなら、ずっと居ていいよ」
太「で、でもっ、そんなの甘えだから…」
中「んなことねぇよ。お前だって死にたいくらい辛ぇのにここまで頑張ってきたじゃんか」
太「うっ、そ、そんなっ」
(その言葉に涙で溢れそうになる)
中「泣きたいときは泣けよ。」
太「っ、ぅぅ、ぅぁあああああぁぁあん……!!!!!」
子供のように泣きじゃくって、中の胸に顔をうずめる
中「よしよし、もう大丈夫」
(優しく私の背中を撫でる中也さんの手が同仕様もないほど嬉しく、あたたかかった。何故かその時は生きても良いと思った。)
次の日
中「じゃあ、私は学校行ってくるから」
太(中也の袖の裾をぎゅっと掴む)
中「…」
中「分かった。今日はずっと一緒に居てやるよ」
太「ぁり、がとぅ、」
太「中也さんは、」
中「だから中也で良いって」
太「ちゅ、中也は、不思議だね…」
中「なんだよ、それ」
太「駅の時も、歩道橋の時も、私を助けて、それに、こんな私をこの場所に居させてくれて」
太「どうして?」
中「さぁな、わ、私がそうしたかったからそうしただけだよ」
太「フフッ」
太(やっぱ中也って優しい人だけど、不器用なのかな)
中「まぁ、また辛くなったら言えよ。私が抱きしめてやるからさっ」
(まるで女神の様に美しく微笑む、そんな彼女の笑顔に見とれてしまう)
太「、、き、、」
中「え?」
太「ううんっ、何でもないっ」
(やっぱり、私は彼女の事が好きなのだろうか。電車で助けてくれた時から彼女のあたたかさに、いつの間にか、心を奪われて行く)
数週間後、此処で暮らす事も慣れてきた
中也は買い物に行ってます
太(今は、中也に好きって気持ちを伝えたい、)
太「そうだ!何かプレゼントを買っていけば良いかなっ!」
ポチポチ…
太「指輪…?良いじゃん!」
太「中也に思い伝えられると良いなっ…!」
(ちょっと重いって思われないかな、でも、案外両思いだったり…!)
太「買いに行こーっと!」
(久しぶりに、外出るな、、だ、大丈夫だよね?多分、、!)
キー、ガチャン
太(ひ、久しぶりの外、少し心配だなー、、)
太(で、でも、指輪を買うためにっ!)
数十分後
太(無事に着いた、、)
太「どれにしようかなー」
1時間後
太「よし、、これにする、!」
会計後
太「伝えられると良いな、」
太(中也は私のことどう思ってるんだろうっ、、フフッ)
???「あれー?ドブ女じゃんW」
太「っ」
女子B「何してんのー?W」
女子A「学校サボって何遊んでんだよこのドブがぁW!!!!!」
ガシッ
女子C「うわ、何これ、指輪?W」
女子A「は?指輪なんて買って、男作ろうとしてる?マジウケるWWWW」
太「か、かえ、して、、、、」
女子A「お前みたいなドブ女が遊ぶんじゃねぇよ!!!!!」
指輪を壊そうとする
太「ゃ、やめてよぉ!!!!」
ドン!!!バタッ
女子A「イッッッタ…」
女子B「何お前ごときが手出してんの?」
女子C「謝れよ」
周り ヒソヒソ…
太「ッッ、、、、、、、!」
タッッッ
家
太「(泣き声)」
太(怖い…もう嫌…死にたい…)
カチチ ポカッ ポチ
太「ゴク」
キー、バタン
中「すまん、一寸遅くなった」
太「ぅっぅぅ、」
中「おい!?どうしたんだよっ」
太「ぅぅっ、ちゅ、ぅっやっ、ぅっグスングスン」
ギュ
中「よしよし、ごめんよ、辛かったな、、」
太「、、」
中「だから、寂しい思いさせてごめんな、」
太「ちゅぅ、や、わたしっ中也のことがっ、す、好きっ」
太「だからっ一生そばに居てっ」
中「理解った。一生そばに居るよ」
太「んっ、へへっ、、中也、好きだよ。」
チュ…
中「、、、///」
太(ぁ、中也ってこんな照れ方するんだ、、気持ち伝えられて良かった、、)
ここまでにします!また次回をお楽しみ!
それじゃ、グッド・バイ〜♪
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