テラーノベル
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「離れてください、」
キッチンに立ち、料理をする李兎。僕はその李兎に後ろから抱きついている。
「え~、やだけど?」
すると李兎はムスッと怒った顔をしてこちらを向いた。
「じゃあ今日オムライスなしで」
ガーンっ!
「お、大人しくするから、」
僕はしぶしぶ、リビングに移動する。ソファに座っているとうとうとして、寝てしまっていた。20分くらいして、起きた。頭がなにか柔らかいものの上に乗っているようだった。ん?
「るなさん、起きたんですね、おはよ~です、もうご飯できてますよ?」
ふふっと笑いかける李兎に膝枕されていた。この時間が永遠に続けばいいのに。
「はっ!ご、ごめん」
李兎に謝ってから、李兎と一緒にオムライスを食べる。
「李兎、ケッチャップ付いてる」
李兎の口元のケチャップを手で取りそれをペロッと舐める。すると李兎の顔が真っ赤に染まる。
「る、るなさん…」
恥ずかしがる顔も可愛いと思った。
「可愛いなぁ、李兎は」
ちゅっと額にキスをする。これが僕の可愛い、可愛い李兎、愛してやまない恋人、
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