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りんごーン
2
君といた夏の、その続きを fmy × hdts 微
20××年、夏
ある夢を見た
そこは東京の海岸が見える廃墟ビルの屋上
お洒落な服を着ているスタイルの良い男性が
柵の向こう側に立っている
目が覚めても何故かその男性が俺の記憶にずっと残り続けた
その1週間後また同じ夢を見る
どうしても気になってしまい、バイトで働いたお金でひとりで東京に行くことにした
家族には何も言わずに..
(楓弥)……
手当り次第記憶と同じ景色が見えそうな廃墟ビルに足を踏み入れる
23時59分
とうとうその場所に着いてしまった
(楓弥)……誰も…いない
当たり前だ、この時間にこんな場所に人がいるわけがない
(楓弥)….はぁ..
夏の暑さにやられて頭がくらくらとする
これは….まずい………..
俺はその場で倒れてしまった
目を覚ますと
病院のベッドで寝ていた
(楓弥)っ……
(看護師)おはようございます
(看護師)体調はどうですか?
(楓弥)あ…俺..なんで
(看護師)熱中症で救急車で運ばれて来たんですよ
(楓弥)..誰が……
(看護師)それが….分からないんですよ
(楓弥)わからない?電話番号とか..
(看護師)携帯も持っていないらしくて、通報も公衆電話でされたらしいです
(楓弥)…
今の時代に携帯持ってないって..
(看護師)とくに重い症状ではなかったので昼頃に退院できますよ
(楓弥)わかりました..
助けてくれた人が…夢に出てきた人かもしれない
今日..もう1回行ってみよう
19時
またあの場所に来た
やっぱり誰もいない..
(楓弥)…
(??)また倒れに来たの?
(楓弥)..っ!
声がした方に振り向くと夢に出てきた人が立っていた
(楓弥)..あ…….あの!
(??)…ん?
(楓弥)名前は、..なんていうんですか?
(??)名前?..森英寿
(楓弥)森英寿..
この人が..
(英寿)..こんな場所に何しに来たの?高校生だよね?
(楓弥)そっちこそ..ここで何してるんですか?
(英寿)….俺が先に質問したんだけど
(楓弥)……会いに来ました
(英寿)….え?
..やばいよね普通に考えたら
知りもしない子供に会いに来たって言われて..
(英寿)…もしかして愁斗の友達?
(楓弥)..しゅうと?
(もーりー)..俺の弟
(楓弥)..いや….えっと……貴方に会いに来たんです
(もーりー)え?俺に…?
(楓弥)貴方がここにいる理由はなんですか、?
(英寿)俺は…..弟に..会いに来た
(楓弥)弟さんがここに?
(英寿)…ここから飛び降りたんだよね
(楓弥)えっ….
(英寿)2年前の話だけど..笑
俺には..無理に笑っているように見えた
(楓弥)..そうなんですね
(英寿)ていうか..どっかで会ったことあったっけ?
(楓弥)いや..ないです
(英寿)..なんで俺のこと知ってるの?
(楓弥)…….信じられないかもしれないんですけど….
(英寿)…うん、
俺は夢のことを話した
(英寿)そんなことあるんだね笑、
(楓弥)..まさか本当にいるとは思ってなかったんですけど..
(英寿)だね、笑
(英寿)そういえば家どこ?
(楓弥)えっと…家は..静岡です、
(英寿)っそんな遠くから来たの?
(楓弥)..はい、
(英寿)学校は、…!
(楓弥)今夏休みなんで..
(英寿)あ、そ、そっか
(楓弥)..なんで夢に出てきたんでしょうね
(英寿)….運命の人だったり、笑
(楓弥)、..運命の人..ですか
(英寿)こんな場所に人が来ることないし
(英寿)夢に出てきたなんて運命じゃん?
(楓弥)、..たしかにそうですね
(英寿)あの時の弟と同じ年齢だし..
(楓弥)弟さんのこと..聞いてもいいですか?
(英寿)…うん、
それからお互いのことを話し合った
もう1人お兄ちゃんができたみたいだった..
向こうもそう思ってくれてたら嬉しいな…
(英寿)いつ帰るの、?
(楓弥)..まだ決めてません
(楓弥)家族が心配してるんでもう帰らないと行けないんですけどね
(英寿)そっか..
(英寿)今日は俺の家泊まっていきな、
(楓弥)、迷惑じゃ….
(英寿)大丈夫、一人暮らししてるし
(楓弥)……、じゃあ..お願いします
(英寿)うん、
歩いて5分ほどで相手の家に着いた
中は綺麗でいい匂いがする、
(英寿)風呂入る?
(楓弥)…あ、は、はい
(英寿)全部俺のだけど用意しとくから着てね
(楓弥)ぁ、ありがとうございます…
10分後
(楓弥)、上がりました…
(英寿)ん、、わかった
(英寿)入ってくるね、ご飯食べるならこれ食べて、
(楓弥)え、….
机に置いてあるのは出前で頼まれたカレーライス
(楓弥)あ、ありがとうございます…!
15分後
(楓弥)..
綺麗すぎて落ち着かない..
(英寿)楓弥〜黒い椅子の上にある服取ってくれない?
(楓弥)あ、はい!
ガチャッ
(楓弥)これで合って…
(楓弥)!、、..///////////////////////////
(英寿)ん、ありがと
男性の裸とか見ても何も思わないのに….
なんで..こんなドキドキして..
(英寿)どうかした?
(楓弥)ぁ、ぃゃ…/////////////////////////
(英寿)、、….俺の身体見て興奮してんの、?笑
(楓弥)っち、違いますよ!!!////////////////////////
(英寿)めっちゃ必死じゃん笑、本当に違う?笑
壁まで追い詰められる
(楓弥)….////////////////////
鼓動がどんどんはやくなっていく
(英寿)、..
見つめられている鋭くてどこか優しい目に俺は強く惹き付けられる
相手はそのまま顔を近づけてくる
俺は相手を受け入れたように目を瞑る
チュッ……..
(楓弥)…/////////////////////////
(英寿)…こういうの…初めて?
(楓弥)..、はい……/////////////
(英寿)..わかった、優しくするから安心してね
(楓弥)っ…./////////////////////
こんなことになるとは思わなかった、
夢に出てきた男性と..するなんて、
途中からは体を相手に委ねてただ気持ちよくなることだけしか考えられなくなっていた
翌日 朝 9時
(楓弥)…んん..
(英寿)…….Zzzz..
(楓弥)、..
本当に昨日シちゃったんだ……
相手を見るとその記憶が蘇る
(楓弥)…///////////////////
相手は俺を片手で抱き寄せながらもう片方の手で俺の手を握っている
(楓弥)..起きて…..ください….//
(英寿)…おはよ…………
(楓弥)…おはようございます、….///
(英寿)…体痛くない、?大丈夫?
(楓弥)だ、大丈夫です..//
(英寿)よかった、
相手は俺に優しく声をかけながら起きあがる
(楓弥)..、今日…..帰らないと行けなくて
(英寿)..お金持ってる?
(楓弥)はい、..
(英寿)駅まで送るね、歩いてすぐだけど..
(楓弥)ありがとうございます、
(英寿)…連絡先教えてくれない?
(楓弥)、携帯持ってないんじゃ..
(英寿)あぁ..あれは..お礼とかされるの苦手だからてきとうに嘘言っただけ、
(楓弥)、そうだったんですね..
というかまだお礼言えてなかった..
でもお礼されるの苦手って言ってたし…うーん
(楓弥)……、、、
(英寿)お礼どうしようって思ってる?笑
(楓弥)..な、なんでわかったんですか?
(英寿)めっちゃ考えてそうだったから笑
(英寿)じゃあ〜キスで、笑
(楓弥)お、お礼されるの苦手なんじゃ..
(英寿)お礼してくれないの?、笑
(楓弥)い、いや..キスは……/////
(英寿)昨日はいっぱいしてくれたのに、笑
(楓弥)あ、あれはそういうノリじゃないですか..////
(英寿)まあわかる、笑
(英寿)じゃあ朝ご飯食べよっか、
(楓弥)、はい
朝食後
(英寿)ね、1回俺の名前呼んでみてよ
(楓弥)え..
(英寿)あ、名前忘れた?
(楓弥)い、いや覚えてますよ、!
(楓弥)ひ、ひでとし..さん…ですよね?
(英寿)うん笑、さん付けじゃなくていいよ笑
(楓弥)..いや..それは……
(英寿)じゃあ、「ひで」は?
(楓弥)、ひで..?
(英寿)うん、そう、!笑
(楓弥)わ、わかりました..
(英寿)あ..何時の電車?
(楓弥)えっと..12時丁度ぐらいなんで..
(英寿)あと1時間か、
(楓弥)そうですね
(英寿)….また会えるかな
(楓弥)…お金貯めたらまた来ますよ
(英寿)、ほんと?
(楓弥)はい、
ギュッ..
(楓弥)..///////
(英寿)、..
(楓弥)寂しい..ですか?..//
(英寿)どうだろ笑..//
(楓弥)..笑
(英寿)もうちょっとだけこのままでいい..?..
(楓弥)しょうがないですね、..笑
(英寿)ありがと..//笑
…落ち着くいい匂いがする……
ずっと前から俺の傍に居てくれたような..
(楓弥)….夢に出てきたひでくんより何倍もかっこいい..
(英寿)そうなの?笑//
(楓弥)はい…//
(英寿)でももうそんな事言わないで、?
(楓弥)え、?
(英寿)別れるのが辛くなるから、…
(楓弥)!、…
そうだ..たった一人の大切な弟をこの人は..失ってるんだ
別れることが怖いと感じるのも無理ないよね
(楓弥)わかりました…
(英寿)ね、また次会う日決めない?
(楓弥)、そうですね
(英寿)1年後の今日にしよ、?
(楓弥)今日が8月..8日
(英寿)うん、覚えやすいでしょ?
(楓弥)場所はどうします、?
(英寿)場所は..出会った屋上で
(楓弥)わかりました、
(楓弥)約束ですよ、…
(英寿)うん
(楓弥)そろそろ行きます..
(英寿)あ、..そうだね
(英寿)…..行こっか
(楓弥)はい、
駅の改札前
(楓弥)、じゃ….また1年後
(英寿)うん..
ギュッ….
(楓弥)大丈夫ですよ、また会えますから
(英寿)うん…
(楓弥)、特別ですよ..
(英寿)ぇ、…
チュッ…..
(英寿)だめだって言ったじゃん、…泣///////////////
(楓弥)笑、
(楓弥)じゃあね、ひでくん
(英寿)うん…またね、楓弥..!//、泣
(楓弥)はい、!
寂しそうな顔をして俺を送り出す
帰りたくなくなっちゃうじゃん…笑
英寿side
楓弥と別れてから俺はまた屋上にきた
ふとスマホを見ると
ニュースの通知が届いていた
「午後1時頃 東海道新幹線 脱線事故」
というニュースが目に入る
(英寿)……..まさかね..、、笑
Fin
※このお話は1話完結で、 続きはありません
※いいね数次第で何パターンかの続きを出すかもしれません
最後までご拝読いただきありがとうございました
1年後の8月8日の屋上には誰がいたのでしょうか。
もしかすると誰も居ないのかもしれませんね。
答えは読んでくださった皆さんに委ねたいと思います。
コメントにて感想や考察お待ちしております
コメント
1件
コメント失礼します!! めちゃくちゃ感動しちゃいました! 続きなんですけど、ふみやくんとしゅーとくんが一緒に屋上に来るっていうのはどうですか??