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芙月みひろ
376
すずめ
20
ドクシャ
10
名無
〚 別れの挨拶 〛
「またね」
それが彼とのお決まりの挨拶だった。
また次の機会にね、そんな意味を込めて。
互いに進路が変わっても、
恋人ができても、
いつだって次があると思ってた。
でも。
「ずっと好きでした」
「ごめん、俺結婚するんだ」
一歩踏み出そうとした日、
彼との距離を誤って。
その日最後の挨拶は
「さようなら」
コメント
1件
もう……これ、めちゃくちゃ切なくて胸がぎゅっとなりました。 「またね」が日常の挨拶だったのに、たった一言の「さようなら」で終わってしまうって、その一歩の重みがひしひしと伝わってきました。 短い中に、ふたりの長い時間と温度差が凝縮されていて、読後もずっと余韻が残ります。 Mioさんの言葉選び、すごく好きです。続きも絶対読みたいです。