※こちらのお話は後編となっています!まだ読んでない方は前編&中編をご覧下さい。
死ネタではありません。ですがホラーチックです
それからしばらく経ち、涼太が自殺してから立ち入り禁止になっていた屋上が開放された
俺は授業もすっぽかしてそこへ足を運んだ
校庭の桜はまだ咲いている
涼太がいなくなってから全然時間が経っていないことを感じた
💙涼太…あの時俺がすぐに謝ってたら…今頃一緒にこの桜見れてたのかな
独り言のように呟く
周りから見たら変だろう
💙俺涼太のこと好きだよ
💙これからもずっと
返事は聞こえない
それでも近くに涼太がいてくれてると日々感じながら俺は生きている
💙じゃあまた来るな、涼太
涼太に呼びかけてから俺はその場を去ろうとした
その時、
❤️許されたと思った?
💙え?
ドンッ
涼太の声がすぐ後ろからした次の瞬間、俺の背中は誰かに強く突き飛ばされた
内蔵がふわりと浮くこの感じ
まるでジェットコースターの降下途中のよう
気付けば俺の体は中庭のアスファルトに真っ逆さま
💙(やばい…死ぬ…)
グシャッ!
激しい衝突音がしたと思ったら俺の体から血が溢れ出し、地面に散らばる桜を赤く染めていった
声も出せないくらい苦しい、痛い、辛い
涼太はこんな思いをしたのか…
💙(そりゃそうか…許されるわけないよな)
血まみれになった俺を笑顔で見下ろしてくる涼太を視界に捉えたのが最後
俺の意識はどんどん遠のいていった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
❤️…ょうた
❤️翔太起きて
💙はぇっ!?
❤️変な起き方笑 大丈夫?
💙涼太…なんで?
❤️なんでもなにも…笑
❤️みんなクラス発表終わってすぐ帰ったよ?
💙……クラス発表?
慌てて携帯で日付を確認する
クラス発表、そして俺が元カノから告白された日だった
💙(なんでだ?俺確か涼太に屋上から突き飛ばされて…)
❤️それよりあの子隣のクラスの子でしょ?なんか翔太に用があるって呼んでるよ
💙え…?
あの時と全く同じフレーズ、同じ状況
時間が戻った?いや、全部夢だったのか…
💙はあぁぁ…焦ったあぁ…
❤️なに?笑
💙ううん…いってくるわ笑
❤️行ってらっしゃい
💙あ…涼太
❤️ん?
💙あの子との話が終わったら戻ってくるから教室で待ってて
❤️…うんっ
・
・
「渡辺くん!好きです!よければ…私と付き合ってください!」
案の定その子に全く同じ言葉で告白された
でも…もう二度と後悔しないために
💙俺好きな人がいるんだ
💙だから付き合うことは出来ないです。ごめんなさい
あの時の涼太の言う通り
好きでもない人と付き合うべきじゃない
ちゃんと断って…それで涼太に自分の気持ちを伝えるんだ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
❤️おぉ…もう話終わったの?
💙うん、
❤️そっか…もしかして告白だった?
💙…………うん
❤️そっ…か…おめでとう、もう帰ろ
涼太は俺が告白にどう返事したのか気になるのだろう
それを聞かずに横切ろうとするのを俺は引き止めた
💙あの子からの告白は断った。俺っ…涼太のことが好きだから
❤️……え?
💙今まで素直になれなくて冷たい態度取ってたかも…でも…❤️待って!
❤️あ…ごめん…ちょっと状況が理解できないんだけど…
❤️俺も翔太のこと…好き
💙…うん、知ってる
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
その日、初めて俺は涼太と手を繋いで帰った
道に伸びる2人分の影すらも愛おしいと感じる
すごく幸せだ
❤️翔太好きだよ
💙ん…俺も
❤️さっきまで素直だったのにもう元に戻ってるし笑
💙うるせっ…///
💙じゃあ涼太、また明日な
❤️うん、また明日
家まで送り届けてくれた涼太に背を向けて歩き出す
しかし家に入ろうとすると涼太が後ろから抱きついてきた
💙うおっ…涼太?
甘えてきてくれてるのだろうか?だとしたら嬉しい
あの夢がなんだったのか分からないし、なぜあの夢を見たのかも分からない
ただ1つだけはっきりしたのは
俺は涼太がいないとダメだということだ
💙なぁー笑ここ家の前だって…❤️ねぇ翔太
💙なに?
❤️夢でよかったね
💙………え?
💙涼太?
❤️これからずっと俺といようね
そこには血まみれになった俺を見下ろす時と全く同じ笑みを浮かべた涼太がいた
❤️🌹_𝐞𝐧𝐝_🍼💙
コメント
45件
ほーん、、、へぇ~、、?そんな変化球投げて来るんだぁ~、 夢落ちなのか、時間が戻ったのか、それとも、、ね、?😏 dtさんって、ブラックになるとめちゃくちゃ怖くなる、、、
わーはーん(?) ちょっとホラー入ってて見入っちゃいました… 涼しくなりましたありがとうございます
ひぎゃぁぁ………やられました… とにかくゆり組は何が何でも尊いです…