アキデン
1500文字程度
悪文
アキデン要素薄め?
「おい、デンジ起きるのじゃ!」
「あー?」
さっきまで夜で、目を閉じたのに、もうこんな明るい朝だ。
6時間も寝たのに早い。
なんでこんな早く感じるんだ?
パワーはドタドタとリビングに向かっていく。
「ふぁ~……はよ。」
「おはよう。」
アキは朝御飯を作ろうとパンにチーズを乗せオーブンで焼いていた。
待ってる間に三つの皿に野菜やらベーコンやろを乗せる。
チンッと音の合図とともに、俺とパワーは楽しみに机で待った。
「ん。」
「おい、アキ。
ニンジンがはいっとる!」
パワー嫌そうな顔で、嫌いなニンジンを俺の皿に全部乗せてきた。
「あ、お前!
ちゃんと食べろよ!」
「わしはニンジンが嫌いといつも言ってるじゃろ!
デンジが食べろー!」
「おい、朝からうるさいぞ。」
俺ら二人はその言葉で少し静かになったが、顔で会話していた。
怒った顔をしたり、煽った顔をしたり、パワーは白目になりながら舌を出していた。
アキはいつも通り黙々と目の前にある御飯を食べていた。
髪を降ろしてる。
男じゃあまり見かけないぐらいの髪の長さ。
睫毛も長いから女にも見えてくる。
「ご馳走さま。
お前ら早く準備しろよ。」
「はいはーい。」
「わしは今日腹が痛いから休みたい。」
「嘘だろそれ。」
「嘘ではない!
わしは正直者の魔人じゃ!」
嫌々と床に寝転び暴れるパワー。
子供かよと思った。
とりあえず俺は部屋着を脱ぎ、Yシャツ着た。
やべ、ネクタイの結び方わかんねぇ。
「あー、こうだっけ……いや、ちげぇな…こえか?」
「なにやってんだよ。」
後ろから声がし、振り返る。
そこには髪型も服装もバッチリ決まったアキがいた。
いつものアキ。
大好きなアキ。
「いや、ネクタイ結べねぇから。」
「はぁ、結べるようにしとけよ。
やってやるから、動くなよ。」
「ん。」
アキ自ら近づいてきて、俺のネクタイを結び始める。
ネクタイが擦れる音とアキと俺が空気を吸ったり吐いたりする音が聞こえる。
逆にそれしか聞こえなくて変な気持ちになった。
「ん、終わったぞ。」
「さんきゅー。」
「おいパワー、準備し終わったかー?」
アキがリビングに向かって声を出す。
パワーは「行きたくない!」と大声で言った。
「ったく、デンジちょっと待ってろ。」
「ん。」
アキはパワーが居るところに向かった。
そのとき何故か寂しくなった。
なんか、置いてかれた気分。
いや、もしかしたら違うかもだけどな?
だけど、遠くに行ってほしくない、離れないでほしいと思った。
「はー、変だな俺。」
準備がようやく終わった。
パワーは苛ついていたのか、いきなり壁を蹴り始めたり、大声を出したりとしていた。
「よし、行くか。」
「あー、もう行きたくない!
わしは腹が痛いと言っとるのに!」
パワーは行きたくないと言ってたが一番最初に家を出た。
俺は靴を履こうと座り、踵の所を踏まないようしっかりと履いた。
アキは側で俺のことを待っていてくれた。
「んじゃ、行くか。」
「…………おいデンジ。」
「あ”?」
呼ばれたためアキの方に顔を向けた。
チュッ
するとネクタイを引っ張られ口と口を重ねられた。
昨日と同じ奴。
噛まないため痛くない。
しばらくするとゆっくり離れた。
少し唇がアキの涎のせいで風が来る度涼しくなる。
「なんだよ。」
「いや、ただ触っただけだ。」
「あ、そう。」
そう言いアキは先に向かった。
俺は少しその場に立っていた。
あれ?
なんか顔熱いんだけど、風邪か?
いや、前回コメ数バグったかと思って二度見しました。
有り難う御座います。
次はできるだけ多くアキデン要素増やします。
コメント
7件
これが、、、、、、尊いって気持ち、、、?
すぅぅぅぅきぃぃぃ↑