城ヶ崎×小湊&六車×小湊
(本家とはかけ離れた物語となっております)
ちょっとしたイチャツキがでます、通報しないでください
『』←小湊 []←六車
これは小湊が初のカチコミに行った次の日のことです___
朝起きると隣に小湊がいないことに六車は焦って居た
[圭一?!何処に行ったんだ?!]
いつもはまだ隣に寝ているはずの時間だと言うのにも関わらず小湊の姿がない
しかも昨夜は 心細いからと抱きしめて寝てほしいと頼まれ密着して寝ていたので、離れる時に気づくと思っていたからなおさらである
するとリビングの方から声がした
『六車くーん、もう朝だよ起きてー』
[⁈、圭一!起きて居たのか?]
ドアの間からひょこっと頭を出して小湊が言うと、それに驚き六車が返事をする
そして小湊はそのまま話をすすめていく
『もう朝だよ、朝ごはんできてるから顔洗って来てね』
そういい小湊がにっこりと笑う
昨日とはまるで別人のように愛想よく振る舞う小湊に六車は更におどろく
顔を洗い服を着替えてリビングへ向かうと、エプロンを付けた小湊がせっせと用意をして居た
『あ、六車くん!』
六車と目が合うとキラキラとした瞳で駆け寄って来る 六車は頭がハテナでいっぱいだった
『おはよう六車くん、今日もお仕事頑張ろ』
[あ、あぁそうだな]
そして席に着いて2人食卓を囲んだ
[圭一、お前何時に起きたんだ?]
『ん?』
小湊は片手で味噌汁を椀に注ぎながらこたえる
『七時くらいかな、早く起きたからいろいろ準備してたの』
[お前一人でか?!]
片手でここまでやるのは流石に六車も驚かされる
『ちょっとお湯で火傷しちゃったけど、僕六車くんの為に頑張ったよ』
にこにこしながら右手でガッツポーズをとる小湊、そのあまりの尊く健気な行動に六車の心をきゅんとさせる、そしてキュンキュンから覚めると小湊の右腕を確認するために立ち上がる
[それは嬉しいが、右腕の火傷は大丈夫なのか?]
『あ、うん ちょっと赤くなっちゃったけど平気』
右腕をみるとお湯で火傷した部分が赤くなっていてとても痛々しい
[すぐに冷やしたのか?薬は塗ったのか?]
『六車くん心配し過ぎだよ、でもありがとう』
_まるで新婚夫婦のような会話がそこにはあった
『それに僕、六車くんのお陰で少し前に戻れた気がするし、恩返ししたかったから』
[恩返しなんて、俺達は家族なんだ そんな事しなくていいんだぞ?]
『僕ね、六車くんのお嫁さんになれるくらい頑張るからね!』
と、少し冗談混じりに小湊が言うとまともに受けたのか六車の顔が徐々に赤くなる
『あれ?六車くん、顔が赤いよっ、、、ムグ』
[気にするな!//]
そして照れ隠しに小湊を抱きしめ顔が見えないようにする
ここから更に二人の関係は親密なものとなっていくが、それはまた次の話に続くのである
コメント
4件
こ、これは…///ドキドキ♡ 兄のことなのに、何故か顔を赤らめてしまいました。エプロン姿なんて…子供の頃、母の手伝いをしていた時以来ですよ(照)