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「まぜち今日隣ね〜」
『は!?なんで勝手に決めてんだよ!』
「えーいいじゃん」
わちゃわちゃ騒ぐ声。
その横で、
けちゃは静かにスマホを見ていた。
そして。
ふと視線だけを上げる。
あっと。
……機嫌悪。
分かりやすすぎる。
『あれ、あっとくん怒ってる?』
ちぐさの一言で、空気が止まった。
『え?』
「いや別に」
即答。
でも低い。
明らかに低い。
『だってさっきから、まぜちが他と話すたび顔怖いよ?』
「ちぐちゃん!?」
まぜ太が慌てて止める。
コメント欄なら大炎上してるレベルだ。
なのに。
『……ふーん』
けちゃだけは、妙に落ち着いていた。
多分。
気づいてる。
とっくに。
あっとの視線が、
まぜ太ばっか追ってること。
まぜ太自身も、
それを嫌がってないこと。
『まぁでも』
ちぐさが悪気なく笑う。
『まぜちも、あっとくんのこと特別扱いしてるよね』
「っ、!!?」
『は?』
『え、違うの?』