アンテンション
日帝…男
敗戦国
死刑になり死ぬ
ナチス…男
敗戦国
自殺して死ぬ
イタリア王国…男
裏切る
息子(イタリア)をおいて放浪する
アメリカ…男
勝戦国
日帝にとどめを刺す
日帝ちゃん目線
目の前に広がる血の海
足元に転がった我が同胞 の死体
千切れた私の左腕と左足
目の前の惨状を理解するのにしばらく時間が掛かった
アメリカ「その体で俺たちに勝てるわけが無い」
アメリカ「早く降参した方が身のためだ」
…あれからどれほど時間が経ったのだろうか
記憶が曖昧だ
国連「…大日本帝国、死刑 」
…思い出せない
国連「警備員は大日本帝国を監獄へと運ぶように」
…私は 何の為に
…ソウダ コクミンノクラシガヨクナレバイイトオモッテ
シアワセニナッタノカ?コクミンハシアワセナノカ?
…ナチスニ洗脳サレテ 軍部ニ逆ラエナクテ
ナニヲサレルカワカラナクテ
イタオウウラギッタユルサナイナチスニセンノウサレタシタガウシカナカッタドウカワタシニメンザイフヲワタシノコウケイコクハダレダマツケンサンバノドウジンシジュッサツウレタマンシュウコクハドクリツコクダチョウセンキョウダイニハモウシワケナイコトヲシタワタシノリョウシンハイマドウシテイルノダロウカ
分からない 解らない 判らない
ワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイ
ダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテダレカオシエテ
冷たいコンクリートの壁は私を歓迎してくれはしなかった
何日間ここに居たのだろうか
後継国の顔くらいは見たかったな
江戸母さん 鎌倉お婆ちゃん 室町叔父さん 戦国叔父さん
最後に顔を見たの、いつだっけ
ハハッハアッハハハアハッハハハハアハハハッハアッハハアッハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハ
国連「これより、大日本帝国を処刑する」
一本の案内人が私の首に巻き付く
私は被害者だ 軍部に逆らえなかったのだ 脅されていたのだ 洗脳されていたのだ
私は力を振り絞りこう叫んだ
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目の前の死刑囚が私の母親だと分かっていた
彼が戦争を仕掛けたのも、理由があったこともわかっていた
助けてあげたいと思った
コレが母親からの最初で最後の願いだと悟った
お望み通り、叶えて見せます
日本「待っていて下さい 母上」
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