テラーノベル
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そうやって話や食事を終えて次は音楽パーティーを始めるのだった。パリピ美女のエヴァとヘレンがこう言った。
「今度はみんなで個性を出し合って、好きな曲を歌って踊ろう!!」
選曲1つ目はI.Dのbeliever だった。
フリークたちが自分のルーツや重い歴史を背負い、自分の内面と向き合い信じる心を持つためだった。
ルシアは自身の特技のドラムを叩き、Tとクイン、サスキア、ミンリ、エヴァとヘレンと他のメンバーはハイテンションに踊った。
DJは常に情熱的なミズラヒム系ユダヤ人女性が担当した。
一方で、ムラクモとルワジは激しく踊らず、静かな雰囲気を出して踊った。
続いて選曲2曲目はS.BのSpellboundだった。退廃的なゴスの雰囲気を味わいつつ、皆さんの個性を出し合って踊り、ルシアも激しくスティックを振り回してドラムを叩き、ミズラヒム系ユダヤ人女性がDCを上手く操るのだった。
このダンスと選曲には上手い下手問わず、誰であっても気兼ねなく楽しめる雰囲気作りになっていた。
※ここからエカチェリーナの視点に移ります。
一方、日本の江戸川区ではTのかつての同級生で施設育ちの仲間だったエカチェリーナは18歳で里親の美澄家に引き取られ、日本国籍を取得したロシア系日本人になった。ちなみに日本名は美澄エカチェリーナである。
場所は美澄家の自室にて
エカチェリーナ「まだ私はTに真実を吐かせたい気分だわ。中卒なんて絶対嘘に決まってるわ。私がマドンナでひとりぼっちだったことも知ってたはずよ。Tの奴、アメリカで何やったの?いじめられた親友を助けるためにインディアナ州でいじめっ子の女子に首チョップしたの?しかも拡散してて人気になってる?バカ過ぎるわよ。私の知ってるおとなしいTじゃないわ。やっぱり東京フリーク区に移住して、さらにアメリカフリーク州へ留学したってこと?SNS見るとアメリカ人の友達もできた感じにも見えるし。」とスマホでSNSを見て椅子に座り、疑心暗鬼になっていた。
その後自宅にある亡くなった両親から授かった2mの伸縮型のバルディッシュをストレス発散目的で「ブンブンッ!」と回転させて振り回していた。風を斬る音じゃない。空気が悲鳴を上げている。2メートルに伸びた鋼の刃が、彼女の細い腕から放たれる凄まじい遠心力で、夜の空を蹂躙(じゅうりん)していた。
エカチェリーナの回想シーン(江戸川高校1年生の時。場所は児童養護施設にて。エカチェリーナ「ああもう、Tのあのバカ!!私に嘘ついてフリーク区へ移住したに違いないわ!!彼の頭どうなってるの?!!全校生徒たちの見世物にされたくなかったから私を振ったの?!!私の恋人じゃなくて友だちとしていたいほど安い女じゃないわよ!!」とその頃からヒステリックな性格へと変貌してしまうのだった。さらに美澄エカチェリーナは中学時代は180cmだったが、3年間Tに真実を突きつけるために筋トレ、ランニングをストイックに行った結果身長が192cmへと伸びてさらには怪力なパワーやスピードを習得していた。なぜならクラスのマドンナとして小中学校時代に全校生徒にカザチョークを披露していた経験を大きく生かしたためだった。)
「ピンポン!」と突然謎の美女が登場した。
エカチェリーナ「見ない顔だわ。あなた誰なの?」
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#人間ドラマ
コメント
1件
第25話、楽しく読ませてもらいました!音楽とダンスでそれぞれの個性が溢れるシーン、とても印象的でした。ルシアがドラムを叩く姿がかっこよくて、ムラクモさんとルワジさんの静かな踊り方との対比も味わい深かったです。誰もが気兼ねなく楽しめる雰囲気、素敵だなと思いました🌷