『ま、まぁいいや…まず誰と踊ろう……』
オーター「私と…どうでしょう」
レナトス「いや、俺とどうだ?」
『結局全員と踊るので誰でもいいですケド』
ということで何かジャンケンしてますいい歳した神覚者たちが
オーター「……!!!
私と一番に踊るということで、」
オーター「レディ、私と踊っていただけますか?」
『もちろん、喜んで』
そして私はオーターさんに手を引かれて会場の中央に歩き出す
『ちゃんとエスコートしてくださいね?』
オーター「私を舐めているのか?
完璧にエスコートしてやる 」
少し目を細めて笑うと私の腰に手を添えた
さすがって感じだな…絶対にステップを間違えないし
『私は今日気分がとてもいいの』
そう言いヒスイは大きく息を吸った
『本当に君に会えてよかった
どんなに嫌な1日だって君の笑顔で』
突然歌い出したヒスイに会場は一瞬静まり返るも”ヒスイの歌は幸せを運ぶ”と呼ばれるほどに美しい歌声を遮る者はいなかった
イノセント「おや…あの子は……」
セル「ジェイダイト家の一人娘、ヒスイです」
ファーミン「僕のコレクションにしたい…」
歌っているヒスイの手から花びらが飛び出し、会場はあっという間に花のいい匂いに包まれた
オーター「お前は本当に規格外な女だ」
楽しそうに笑うオーター
『最高になっちゃう この星降る夜も
一緒に眺めていたい』
『君が笑えば この世界中に
もっと もっと 幸せが広がる』
『君が笑えば 全てが良くなる
この手で その手で 繋がる』
歌い終わると拍手の嵐だ。
ダンスはもちろんの事、オーターとヒスイの仲良さげな雰囲気が良かった、とヒスイ ファンクラブの一員が話していた
ライオ「まさかヒスイの歌を聞けるとは…」
『耳障りだったらすいません…』
レイン「すごかったぞ」
人を褒めることが不得手なレイン様が褒めてくれることがとても誇らしかった
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!