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そして海翔と志保が一緒に
波のかかるエリアで、志保が一人で泳いでいるところに海翔が近づく。
海翔(にっこりと)
「志保、一緒に泳がない?」
志保(驚きつつ笑顔で)
「いいよ。海翔くんとなら楽しいね」
二人はゆっくりとプールの中を泳ぎながら、自然に距離を縮めていく。
海翔
「昨日の夜のトランプ、楽しかったね。志保が強くてびっくりした」
志保(照れながら)
「ありがとう。でもみんなが盛り上げてくれたからこそだよ」
海翔
「そういう志保の気遣い、すごくいいなって思う」
志保
「嬉しいな。海翔くんもみんなに優しいよね」
波が二人に少しかかり、二人は思わず笑い合う。
周りの様子
男子たちや他の女子も楽しそうに遊んでいるが、海翔と志保の間にはほのかな特別な空気が流れている。
プールの深いエリアに差し掛かり、志保の足が届かなくなる。
志保(少し不安そうに)
「ん…ちょっと深いね…」
海翔(優しく手を差し伸べて)
「大丈夫、俺がいるから安心して」
志保は恥ずかしそうに微笑みながら、その手をしっかり握る。
二人はゆっくりと手を繋いでプールの中を歩き始める。
突然、水面が波立ち、少し水が志保の顔にかかる。
志保(驚いて目を閉じるが、ふと微笑む)
その瞬間、普段の大人びた表情とは違う、無垢で純粋な「可愛さ」と「尊さ」がにじみ出る。
海翔はその一瞬を見逃さず、心がぎゅっと締めつけられるような感覚に襲われる。
海翔(心の声)
「こんな志保、初めて見た…もっと近くで知りたい」
志保も海翔の優しい視線に気づき、ほんの少し顔を赤らめる。
周りの賑やかな声が遠く感じるほど、二人の間には静かで特別な時間が流れていた。
沖縄の伝統的な木造のレストラン。みんなで大きなテーブルを囲み、地元の食材を使った料理がずらりと並ぶ。
座席の様子
志保は海翔の隣に座る
他の女子たちは蒼空や蓮、陽向とそれぞれ隣り合う
明るく賑やかな雰囲気
会話の一部
陽向(料理を見て)
「おー、これめっちゃ美味そう!海ぶどうもある!」
美月(嬉しそうに)
「ほんとだね!沖縄の料理、楽しみ!」
蒼空(志保に向かって)
「さっきのプール、志保大丈夫だった?海翔がちゃんと守ってて安心したよ」
志保(微笑んで)
「ありがとう、蒼空くん。海翔くんのおかげで心強かったよ」
海翔(照れながら)
「そんな大げさじゃないよ。ただ一緒にいたかっただけ」
心春(少し嫉妬しつつも笑顔で)
「海翔くん、相変わらず優しいね。でも私も話したいな!」
蓮(冷静に)
「みんな仲良くしよう。今日は楽しい日だしな」
志保の心の声
(海翔くんともっと話せて嬉しいけど、みんなとも仲良くしたい…でも少しだけ特別な時間が欲しいな)
みんなで笑い合いながら食事を楽しむ中、志保と海翔の距離感は少しずつ縮まっていく。
📢スタッフのアナウンス(声)
「皆さん、お知らせです!
これからはペア決めなしのフリータイム。
女子の皆さんは、気になる男子に自由に話しかけて、心の距離を縮めてください。
さあ、キュンとする夜の始まりです!」