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二狐さん危ない
バシィーン
歌井さん
俺の俺のせいだ俺が俺が..
なんだこれ本?
犬の耳が生えた少年を救った
羊の少年の英雄譚?
これは終わらない英雄譚..
序章
犬の耳が生えた少年は車に跳ねられそうに
なったところを羊の少年に命を救われた…
ふわぁ眠
今日も一日が始まる
僕の名前は土下歌井
《ニ狐》うたいさん遅刻しますよ
この子は白犬二狐僕の友達
《歌井》今日も寝坊しちゃ..あれ?
《ニ狐》どうしました
なんでだろうこの光景見た事ある
そこのあんた危ない
そうだ 思いだした
ドカ
僕は僕は
《二狐》 歌井さん歌井さん
二狐さんの声が聞こえる
《歌井》いままであり..がと
そう言って僕はゆっくり目を閉じた
第1章
犬の耳が生えた少年は電柱の下敷きに
なりそうところを羊の角が生えた少年に命を救われた..