テラーノベル
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#へたくそだけど許して
あるてみす
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注意事項
○完全オリジナルです。
○諸々謎です。
○リハビリなので多めに見てやってくださいな。
○久し振りに注意事項書くので、何書くか忘れました。
○どうか下ばかり向いてしまう方達へ、一歩歩けるように。
「……馬鹿な女……」
自分の震えた声が、妙に鋭く静寂に響いた。
青藤色の空に、白色の街灯が眩く輝いていて、心に突き刺さる。
乾いた涙は流れずに、小さく泣き声が響く。
その時ちょうど、どこからか、歪なリズムに乗った激情の言葉が飛んでくる。
「信じるのが怖いくせに 勝手に裏切られた気になんじゃねぇよ バカ!」
ハッとして顔を上げると、中学生が身の丈にも合わない程に大きなリュックを背負って、早足で歩きながら歌っていた。
「仲間なんて 友達なんて 絆なんてさ」
「どうせあんたが勝手に思ってただけで みんなは変わってく 私は取り残されたけど」
「だからもう見ないよ グッバイなんて言いたくない! だから ありがとうとごめんねを」
口ずさみながら隣を通り過ぎてゆく中学生の背は、妙に逞しく見えてしまう。
感情のままに歌う中学生の言葉が、傷に染みて、そっと広がっていくような、強い言葉と口調と反対に優しい、そんな気がした。
「帰ろう」
傷が癒えることはない。けれど、確かな足取りで、家へと足を進めた。
コメント
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日奈さん、第29話読了しました。青藤色の空に白い街灯が眩しく映る夜の描写、そしてそこに突然飛び込んでくる中学生の歌――「信じるのが怖いくせに勝手に裏切られた気になんじゃねぇよ」って言葉が、主人公の心にストンと落ちていく感じがすごくリアルで。傷は癒えないけど「帰ろう」と足を進めるラスト、胸に沁みました。ありがとうございます。