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???「初めまして…じゃないかもな…」
弥恋「とりあえず技も出来上がってきた事だし…ひと段落じゃない?」
果爲「そうだね…威力も瞬発力も以前よりは上がってると思う」
弥恋「私も、パンチより脚を鍛え始めたんだ。どうせなら陸上で使ってきた脚の方が操作も力も制御しやすいしねw」
果爲「そう。私も何か極められること…」
弥恋「うーん…かなは頭が良くて…運動もそれなりに…あっ」
果爲「どうしたの?」
弥恋「そういえば中学生の時弓道やってなかった?」
果爲「あぁ…なんか面白そうだなと思って…なんだかんだいって3年間やってたな…」
弥恋「それだよ!かなが遠距離攻撃初めから得意なのもそれが原因じゃん!」
果爲「そっか…確かに、この経験は活かせるかも」
弥恋「早速明日から試してみよ!」
凪爲「お姉ちゃんも弥恋さんもどんどん強くなってく…お手伝いできてほんとに嬉しいよ!」
果爲「凪爲のおかげでもあるんだからw、こちらこそありがとね」
凪爲「!…う、うん///」
弥恋「妹ちゃん照れてるwかわいいなおい」
果爲 ギロッ
弥恋「いや違うんだって…怖いよその目…」
凪爲「もうお姉ちゃん!」
翌日から弓に倣った訓練を始めた3人は、何故かバッティングセンターにいた。
果爲「それで?…ここでなにをするの? 」
弥恋「かなはこれから弓の戦法重視で行くわけだから、その精度と動体視力の底上げをしなくちゃ行けないわけじゃん?」
果爲「いやまぁそうだけど…でなんでここなの? 」
凪爲「私が提案したの。まぁ百聞は一見に如かずということで」
凪爲はベースの横にある機械にお金を入れ、急速を100km/hに設定した。
凪爲「じゃあ行くよお姉ちゃん!飛んできたボールを撃ち落としてみて!」
果爲「え?、ちょ…いいのそれ?!…ってもう来るじゃん!…仕方ないな」
果爲は即座に粒子で自身が以前使っていた弓の構造を再現し、粒子で構成した弓を引く。
果爲(飛んでくる球なんてどうやって捕捉するわけ?…私止まってるまとにしか中てたことないのに…)
果爲(……くる!)
ガゴンという音とともにボールが向かってくる。しかし果爲がそれを認識できた時には既に通り過ぎていた。
果爲「む、無理だよやっぱり…早すぎるしそもそも見えても腕を持っていけない…」
弥恋「んじゃまぁ見ときな…お手本見せてやるよ」
そう言うと弥恋は、据えてあるバットを手に取り構えた。
弥恋「かなには視えてないんだよ…球がね」
果爲「え?いや球が見えないわけじゃ…」
そういった瞬間弥恋は勢いよくバットを振ると、見事なホームランを打ち上げた。
弥恋「ね?言ったでしょ?視えてないって…」
果爲「どういうこと?……」