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一際目立つ、金髪で声の大きい___



そう、治くんの片割れ。宮侑。

栞の推し。



この人のプレー、いつもめっちゃ楽しそうやねんなぁ。

楽しそうやけど、圧がすごいのもある笑

失敗したらめっちゃ怒りそう笑



ちゃうクラスやのに女子たちがキャーキャー言うてるのもお構い無しにズンズン入ってきて、



侑「2人ともはよ行こ!今日やりたいプレーあんねんっ!!!」



と、治くんの近くで机をバンバンしてる。



一気に騒がしくなったなww




さ、私は帰るか。



『じゃあねすなくん、また明日』



すな「うん、また明日ね」



そう言って立ち去ろうとしたら



侑「あーーーー!!!??!!瀬名さんやん!!」




!?!?!?



ドデカ声で私の名前を呼ぶ侑くん。



まだ帰ってない教室にいる人達の視線が私に集まる。



おいおい勘弁してくれよ。

目立ちたくないんよ私。



ちょ、まじやめてほちぃ……泣泣



『あっえ……はい…?』



ヒソヒソ声聞こえるよ。

私はなんにもしてませんからほんと。

ただ勝手に知られていて呼ばれただけなんでほんと。



滝汗かいてたら、すなくんが見計らってか


すな「侑、声でかすぎ」


と言ってくれた。



ほんまそれな!!

もっと声のボリュームさげてくれ!!



すなくんと目で激しく共感してると


ズンズンと侑くんがこっち向かってくる!?



そして



侑「瀬名さん!俺、宮……」


と言いかけたので


『侑、でしょ?』


と、答える。



侑「あ〜!!生瀬名さん!はじめましてやわぁ〜」



『な……なま?w』



すな「気にしないで、侑すぐ新しい言葉生み出すから」



と、私が首を傾げてるとすなくんが笑いながら言う。



なんかさ、


なんかさ。




『……私の名前みんな知ってる感じ?』



私がそう言うと、




侑「当たり前やーーーん!!



瀬名さんと、サムとスナ同じクラスなんめっちゃええやーん!代わって〜サム!」




当たり前なのか……?!www



治「嫌じゃぼけ」



すな「……ワンチャンいけるんじゃない?w」



侑「せやろ!?ワンチャンあるで俺! 」

治「ないわ!瀬名さんと同じクラスは譲りませーーん」



侑「ほな交代やったらええか?」



治「何、既に決まったみたいに言うとんねん」




まさか目の前で。

バレー部名物を見れるとは。



せやけど、なにこれ。



え、私バレー部で名前みんなに知られてんの?

なんで?

なんかした?まじで。




『すなくん……、なんで私こんなバレー部に名前知られてんの…』




すなくんに尋ねると、



すなくんは私を見



微笑む。



そして



すな「そのうち分かるよ」



だけ言った。_____



そのうちっていつやねん!

具体的に聞かせてほしいわ!

気になって夜しか眠れなくなりそうです。

稲荷崎高校は今日も賑やかです

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