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え!? めっちゃ雰囲気好きです!!
うん、 神だね
注意
・アレオタ、レイオタ、ワスオタ
・過去捏造
─────センパイ!!
「…はっ?」
ここは何処なのだろうか。居心地がいい
しかも目の前に居るのは
「あれっ…く、す?」
目の前で亡くなった後輩だ
「センパイ!!やっと会えましたね!!」
ひまわりみたいに笑うこいつは昔の記憶を思い出させた
「…アレックスに言わなければいけない事がある」
「え!?センパイから!??」
これだけは、言わなきゃ、
今、夢か分からないこの場所で
「すまなかった」
「…え?」
「私は、目の前でお前を見つめることしか出来なかった。お前は私に色々なものを与えてくれた。なのに私は…」
「…与えられなかったとでも言うんすか」
「…」
「ッバカセンパイが!!!!」
「ぇ…?」
アレックスの目に涙の膜が張ってあった
「センパイは気づいてねぇかもしれんすけど!!オレにたっくさん!!与えてくれましたよ!!!!」
「違う、わた、しは!」
「オレ、最後に言いましたよね。」
──愛してます
「って」
嗚呼そうだ、だからなんだというのだ
「そんときセンパイなんて言いました!?」
──私も愛してる
あの冷たい雨を今でも覚えてる。だが、おまえの声はもう覚えていない。
あの雨でお前を濡らしたくなかった。
「あん時、嬉しかったんすよ…」
「……あれは、本心だ」
「!、へへっ嬉しいっすね」
照れくさそうに笑うお前をいつまで見続けられたらいいか
「オレもです。愛してます」
──ター─ん!──願い──てく───!
「あ、お別れっぽいですね」
「…いやだ」
「え?」
「お前と離れたくない」
帰らなきゃ。頭では薄々分かっていた。
「でも、あそこはセンパイを待ち続けている人もいるんです」
「…私はお前を、待ち続けている」
「…じゃあ」
チュ
「っは?」
今、アレックスが…キス、をした、?
「っははwカワイイっすね」
「おまっえ、なにを!?」
「はい、帰った帰った~!!」
グイグイと背中を押される
「あっ」
光に吸い込まれてく
最後に見えたアレックスの顔は
少し寂しそうな表情をしていた
「も───ちに来───く────」
「っは!…ふっ」
「!オーターさん!!」
隣に座っていたレインが抱きつく
「…ここは?」
「療養室です。オーターさん、魘されてましたよ」
「あと、カルドさんが解毒剤を飲ませたので少しは平気と思いますが、体調は──」
そういいレインがオーターに手を近付けたとき
ガラガラッ!!
「っ兄さん!!!!」
「わ、す?」
息切れのワースがレインを押し抜けてこっちに走り、抱きつく
「…心配したんだぞ」
泣きそうな声でワースは言葉を落とす。本心なのだろう、心臓の音がうるさい
「すみません、ワース」
小さい頃にやったように優しく頭を撫でる。これしか昔は出来なかった。
「おい貴様、オーターさんは起きたばっかりだ。抱きつくな」
レインも抱きついていたが
「は?兄弟の再会邪魔すんな」
「お前たち、喧嘩をするな」
一応ここ病室なんだぞ。
「はぁ、」
久々にため息をつく。あの夢。目覚めるときにアレックスが言っていた事を思い出す
──もうこっちに来ないでくださいね。
「…」
行けないな、あそこには
最近忙しいので続き出すのが遅くなる可能性が高いです。本当にごめんなさい!!!隙間時間少しずつ作って上げるのでよろしくお願いします!!