僕らはまだ死にたくない!!
第9話.優しい人¿.
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🎐🫧目線
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🫖𓈒𓏸「……ん。あったよ〜。」
🎐🫧「えっ?探してくれたん?」
🫖𓈒𓏸「……。そりゃあ__のお願いだしね〜」
🎐🫧「やった〜!」
……なんだかんだ言っても西くんはやってくれる。
🎐🫧(……。甘えすぎてるなぁ……。)
🫖𓈒𓏸「…これが一昨日かなぁ。昼寝してる時」
🎐🫧「可愛い〜!……っ天使かっ!?」
🫖𓈒𓏸「……。まだ言わないの?」
🎐🫧「……。」
そう。今すぐ言えばいい。分かっている。分かっているけど___。
🎐🫧「…。まだ…まだ言わない。」
今はコレがベスト。そのはず……。
🫖𓈒𓏸「……言わないじゃなくて_」
🫖𓈒𓏸「言えない。でしょ?」
🎐🫧「っ!!」
🎐🫧「……分かってんじゃん。」
🫖𓈒𓏸「そりゃあ……ね?」
私はまだ言っちゃダメ。言う資格なんて無いから。
🫖𓈒𓏸「……深く考え無いでいいよ〜。僕が全部やるから。」
🎐🫧「……っ。ありがと。」
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🌙*·̩͙目線
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奈緒くんが寝て数時間が経った。これでも起きない様にするのが大変だった。
🍎 𓈒𓏸「……っ。にっ__ちゃ…。」
🧸*̩̩̥「っ!起きないで〜っ!!((小声」
……めちゃくちゃ分かる。深く同意。
『ガチャッ!!』
扉が開いて人が入ってきた。
🎐🫧「……。眠い。てかお腹空いた。鯖っ!!」
🫖𓈒𓏸「はいはい。すぐ用意するから待って。」
🎐🫧「ん〜……。」
🧸*̩̩̥「っ……寿葉さんだぁっ!!」
やっと帰ってきた寿葉さんに安心したのだろうか。ほっとした様子で肩を下ろす玖音さん。
🧸*̩̩̥「寿葉さんっ!!奈緒くんがっ!!」
ほっとしたのもつかの間。玖音さんは奈緒くんの話題を始めた。その瞬間___
🍎 𓈒𓏸「っ!!((バッ」
奈緒くんが目を覚ました。
🌙*·̩͙「ぁ……。」
この時にはもう遅かった。奈緒くんが___
🍎 𓈒𓏸「……っ!!兄ちゃんっ!!兄ちゃんがっ!!」
泣きながら西さんに縋りついていた。
🧸*̩̩̥「っぁ……!!ちょっ…奈緒くっ__」
🎐🫧「……せいっ!!」
🍎 𓈒𓏸「ぁぅっ……。?」
慌てて奈緒くんを離そうとする玖音さんを横に奈緒くんを寝かしつけた……?
はずの寿葉さん。
🫖𓈒𓏸「……乱暴…。」
🎐🫧「…。さーて。寝かしつけ完了!!」
🫖𓈒𓏸「……。まぁ…またすぐ来るよ。」
🎐🫧「あーい!!」
『ガチャンッ!!』
🎐🫧「……。力強すぎたかな?やべ。」
🧸*̩̩̥「……っ!!ぁ。手伝いますっ!!」
🎐🫧「ありがと〜!!」
『ガチャッ!!』
🫖𓈒𓏸「はい。鯖のお客様。」
🎐🫧「鯖っ!!((キラキラ」
🫖𓈒𓏸「ほんと鯖好きだね。飽きそう…。」
🎐🫧「しゃばは飽きないっ!!……鯖は…。」
あ。噛んだ。しゃばって…。なんか__
🌙*·̩͙「可愛い間違い方……」
🫖𓈒𓏸「……え?」
🌙*·̩͙「……ぁ。」
やば。声に出てた……。終わた。
🎐🫧「……っ〜!!」
🧸*̩̩̥「……寿葉さん照れて__」
🎐🫧「照れてへん!!ほんまなんも無いっ!!」
🫖𓈒𓏸「……ふっ…。」
🎐🫧「んなっ!!笑わんといてやぁっ!!」
🫖𓈒𓏸「……可愛いね。」
🎐🫧「んなぁっ!!もぉ〜っ!!」
……良かった…?
🧸*̩̩̥「…私もちょっとお腹空いて来た…。」
🫖𓈒𓏸「ん。そう言うと思ってサラダとアイス持ってきたよ〜。」
🌙*·̩͙「(準備いいなっ!?)」
🫖𓈒𓏸「君めちゃめちゃ声に出るね笑」
🌙*·̩͙「……ぁれ。」
……案外西さんは優しい人なのかもしれない…。って!!そう簡単に人を信じちゃダメ…。
……分かってるのになぁ…。
🧸*̩̩̥「……。((グイッ」
🌙*·̩͙「おわっ…!!」
🧸*̩̩̥「……っ。一旦離れてくださいっ!!」
🫖𓈒𓏸「ありゃ…警戒心強めだね〜……。まぁ。それくらいが良いか。」
🎐🫧「ムフフんふ。ん〜ん。ふぁ…。」
🧸*̩̩̥「…飲み込んでから話してくださいっ…」
🎐🫧「…ん。西…さんっ!!あんまからかわんのっ!!」
🫖𓈒𓏸「ふぁーい…。ん…。眠たいから寝てくるね〜……。」
🎐🫧「行ってらっしゃい!!」
『ガチャンッ!!』
🧸*̩̩̥「……さて。寿葉さん。((圧」
🎐🫧「……〜。」
🧸*̩̩̥「目。逸らさないでください。」
🎐🫧「あはは〜……なんの事だか。」
🧸*̩̩̥「……。寿葉さんが行った時はお姉ちゃんでしたけど…全部共有されてるので分かってますからね?((圧」
🎐🫧「…圧怖い……。」
🧸*̩̩̥「……寿葉さんのせいなんで。」
🌙*·̩͙「……大変だぁ。」