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前書き
※注意事項はよくお読み下さい。
(あらすじに記載しております。)
満遍なくいくぜよ。
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とりあえずzmにその場を制して貰ったのはいいけど…どうするよ?この状況。
教室は酷い惨状だった。zmに擦り寄っていた女子達が瀕死の状態で机にもたれている者や、床に倒れている者と、それはもう目も当てられない状態だった。
…モテるのも大変やな。
ut「…なー、kn。」
kn「…わかっとる。場所移すか。」
ut「流石俺の相棒。どこ行く?」
kn「あそこでええんちゃう?」
「「生徒会室」」
ut「っぱそうよな。」
kn「tn達が居るらしいから、ええやろ。」
ut「早く行こ〜ぜ♪」
俺達はとっとと昼飯を持って教室を出る。割と生徒会室は近いので、すぐに辿り着くことが出来た。
中に入ると、予想通りgrとtnが席に座って作業をしていた。
tn「なんやお前ら、なんか用事でも?」
gr「生徒k」
ut「あー、ちょっと教室でいざこざがあってな。ここに避難させて欲しい。」
kn「原因はzm。」
tn「あーね。そっちでやったら昼飯も食ってええよ。」
ut「ありがとうtn氏…!」
kn「さっさと食おうぜ、腹減ったわ。」
ut「お前はもうちょっと感謝せい。」
空いている席に着き、それぞれ弁当等を広げて食べ始める。一応邪魔しない様になるべく静かに食べ…
kn「zmってなんで急に3年の教室言ったんやろうな。って言っても大体原因はわかるけどよ。」
ut「おま…声大きいわ…!一応あいつら仕事中なんやし、もうちょい声落とせ…!」
kn「えぇ?こんくらいええやろ。」
ut「急に非常識やなお前…!」
kn「やってあいつらなら多少の雑音とか喋り声でも…」
knがそう言いかけた時、ボキッと何かをへし折る音が聞こえ、恐る恐る音の鳴った方へ顔を向ける。
すると、恐ろしい笑顔をしたtnがこちらをじっと見ていた。まるでホラー映画の世界に入ったかの様に背筋が凍る。季節は春だが冬かと思う瞬間だった。
tn「kーnーsーmー?此処、何処やと思っとる?」
kn「ヒュッ」
knの喉からは普段では想像もつかない音が出て、恐怖に震えていた。助けを求めるようにgrを見てみると、下を向いて冷や汗をかきながら仕事をこなしていた。これは終わったと思った瞬間、tnの怒りのオーラが消え、スンっと真顔に戻った。
tn「まぁ、ええけどさ。俺もちょっと気になってた話題やし。”今日は”許したる。」
kn「アリガトウゴザイマス」
ut「ホンマニアリガトウ」
tn「んで?zmは何をやらかしたんや。」
ut「それがかくかくしかじかで…。」
俺らはtnに事情を全て説明し終えると、tnは頭を抱え始めた。
tn「あー…またそんなような事かよ…。ったくこれで何度目やあいつ…。」
ut「ホンマそれな。」
kn「全くやんな。」
tn「とりあえず事情は分かったわ。でも飯食い終えたらとっとと出てけよな?」
ut「わかった。ほんまありがとう。」
kn「tnありがとな。」
gr「それで生徒k」
tn「grさん?」
gr「…。」
隙あらば勧誘しようとするgrをtnが制止して、また仕事をこなし始める。俺達は昼飯を急いで食べ終えるとそそくさと生徒会室を後にしたのだった。