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「テアカノン?ボクが?」
告げられる事実に驚いた愛梨。
噂には耳にしてたけど本当なら
何だよそれ!
「そんなことないし!絶対あり得ないし!」
信じるわけないでしょ?そんなこと!誰が信じるもんか!
でもボクは赤ちゃんの頃から引き渡させれた
任務って言うけど任務だったら赤ちゃんの頃から渡すはずない!
もしかしたらボクの家族は……。
愛梨は拳を握りこんだ。
「愛梨!愛梨!」
「ちょっと!!さっきから様子おかしいよ?何かあったの??どうしたの??」
ちょっと笑った
「何言ってるの?ボクは大丈夫だよ?」
ボクだって本当はこんな自分になりたかった訳じゃないんだよ!
ああ、ボクだって本当は!
ボクはある野望を打ち砕くために本当の家族…ボスとしての妹になる!
ごめんね、みんな!
愛梨はそう心の中で思いながらも笑い合ったんだ。
だけど翌日彼女は夜中に外を出たと聞き、それから愛梨はもう戻って来ることがなかった。
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