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蘭目線

蘭『……』

春『(・д・)チッ』


俺から目線を背けて家を出ていく春ちゃんを見る。


ガチャ(はるちゃんが家から出ていく音)

蘭『……』

蘭『へぇ♡いい度胸してんじゃん♡でもなぁ。』

これは愛情表現なんだよ♡春ちゃん♡

だから家出ていったとしても、警察におれが捕まったとしても……



愛情表現だから無罪だよねぇ♡

蘭『俺からは逃げれない♡』

蘭『……そろそろ学べよな♡』



春目線


家から出ていったあと俺は考えた。俺は反社だ。住む場所もクソもない。そして俺が頭に思い浮かんだのは、

花垣武道だった。


花垣はドブだし、本当は嫌だった。だけどあいつ、誰よりも責任感がある奴だ。こいつを上手く利用すればあいつから逃げれるんじゃないか?と思った。しかもあいつはボスの友達で花垣は東京卍會のメンバーだった。俺も東京卍會のメンバーだった。あいつなら名前を教えれば覚えてるんじゃないか?と思い、俺は花垣の家へと向かった。


花垣目線

ふぅ〜。部屋の掃除終わった。直人も酷いよな。掃除をしろとかうるさいし、まぁ。綺麗になったからいいけどさ?

ピンポーン

花『はーい。』

ガチャ

春『よぉ。』

花『誰ですか?』

春『ああ”ー。』

花『?』

春『春千夜って知ってか?』

花『あー。確か東京卍會のメンバーだった人ですかね?』

春『そいつだよ』

花『え!?』

花『そうなんですか!?』

春『おう。それでお前ん家に来た理由だが……』

カクカクシカジカ

花『そうだったんですね……大変でしたね……』

花『うーん。分かりました。一時俺の部屋で暮らしましょう!』

春『サンキュ』


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