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※ご本人様の迷惑になるような行為はやめてネ、全部フィクションだよ
舜太は、よくハグをする。昔も今も。
「じゅう〜!」
嬉しい時も、悲しい時も。
「おわ、びっくりした。どしたのいきなり」
「んふ、なんでもええやろ」
今日はなにか嬉しいことがあったらしい。そう幸せそうに笑って自分の胸に体を預けてくる舜太は大型犬のようでかなり愛らしい。
「相変わらずじゅうはほっそいなぁ」
そんなふうに笑う舜太に、どの口が、と思う。
「いやしゅんに言われたくねー」
「俺増量したし!!」
「今何キロなの」
「…60」
「はい嘘。俺この前58キロなの見ました」
「ちゃうもん!じゅうの意地悪!!」
そうぷんすことほっぺを膨らます舜太に、事実でしょ、と舜太の膨らんだほっぺをつんつんとつついた。どうやらその時に満足したのか舜太はするりと自分の腕を抜けて、スタコラサッサとどこかへ行ってしまう。どうやらはやちゃんの所へ行ったらしい。飛びついて驚いたはやちゃんに少し怒られているのが見える。それでも反省の色はない舜太はニコニコ笑いながらはやちゃんの隣にピタリとくっついた。
ああ、やっぱり。
メンバー同士なのに少しほのぐらい気持ちを抱えてしまいそうな自分に、反吐が出そうになる。舜太にとってこのハグは会話の一環であって、特別な意味が込められてるなんてハナから思ってない。けれども、どこか納得できない自分がいる。
抱きしめられた時、抱きしめ返せないのはただの自分の臆病なのに、簡単に自分から離れていった舜太の腕が憎らしくてしかたなかった。
抱き締め返したら、もう離せない気がして。
俺以外と話さないで、触れ合わないで、笑顔を向けないで。俺の名前だけを呼んで、俺以外何も覚えないで。俺のことだけ考えて、俺以外に意識を向けないで。全部全部、俺だけの特権にして。
そんな叶うはずもない欲望がぐるぐると俺の中で這い回る。
でも、そんな舜太は舜太では無くて。
俺が好きな舜太は、誰にでも優しくて、ふざけるのが好きで、メンバーが好きで、頭が良くて。舜太を構成する要素は、俺の望みと真反対に位置していて、思わず笑ってしまう。こんな勝算がない勝負、いっその事諦めれたり、振り切れたら楽なのだろうけど、どこまでも中途半端な俺はその間に位置して、苦しむことを選んだ。
「…しゅん」
遠くでメンバーと笑い合う舜太を、どこか遠い目で見つめた。ぼそり、と自分の耳にも届かないくらいで名前を呼ぶ。
「…ん?じゅう、今呼んだ?」
そう笑顔で振り向く舜太に、思わず驚いた。空調の音で消えてしまうくらい、小さな声だったのに。
(ああ、ああもう!!)
顔を顰めてしまいそうなのを必死で我慢した。
舜太がこんなんだから、俺は勝ち目のない勝負だと分かっていても諦められないんだ。
舜太の事が大好きで大好きで、でも叶うわけないから諦めたい柔太朗と、そんなことは何も知らない、素で柔太朗を諦められなくしてしまう舜太の話。
🤍(→→→→→→→→→→)←(友情)❤️
ぐらいが好きです。
初投稿、ありがとうございました
アルト
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1
#み!
コロッケ🤍
19,403