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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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🖤サイド


放課後。


阿部くんに指定されたように図書館に向かった。


🖤「あ、阿部くん!」


💚「目黒くん。」


🩷「あべちゃん、友達?」


💚「うん。」


🖤「目黒蓮です。」


🩷「佐久間大介で〜す!」


💛「岩本照です。てか、めっちゃ人数増えたね。どうする?」


🩷「じゃあ、俺の家でやる?」


💚「え、良いの?」


🩷「いいよ。」


💚「目黒くんたちもそれで良い?」


🖤「俺は全然!」


🩷「じゃあ、レッツゴー!」


【佐久間宅】


🧡「え!デカすぎん⁉︎」


🩷「まぁ、入って!」


💛「お邪魔します。」


🩷母「大介、友達?」


🩷「そう、勉強するから!」


💚「お邪魔します。」


🩷母「そっか。がんばってね!」


【佐久間の部屋】


🩷「じゃあ、あべちゃん勉強教えて〜!」


💚「うん。何からする?」


……………………………………………

🖤「あ、阿部くん、ここ教えて欲しいんですけど。」


💚「ん〜?どこどこ?」


阿部くんの顔が近くにくる。


かわいい顔してるよな。


鼓動が早くなるのがわかる。


💚「……わかった?」


🖤「あ、はっはい!ありがとうございます!」


💚「そっか、よかった!ニコ」


……………………………………………

🩷「じゃあ、そろそろ終わる?」


💛「もう、暗いしね。」


🤍「阿部くん、ありがとね〜!」


💚「いえいえ。大したことないよ。ニコ」


🖤「お邪魔しました。」


🩷「また来てよ!バイバイっ!」


🧡「また明日学校でな!」






💛「じゃあ、俺こっちだから。」


🤍「僕も!」


🧡「俺もや!」


てことは…。


これ阿部くんと2人ってこと⁉︎


神様ありがとう!


🤍「バイバイ!2人とも!」


🧡「気をつけてな!」


💚「うん。また明日!」


🖤「バイバイ!」




こういう時って何話せば良いんだろう。


変にがんばって突っ走ってしまうのも嫌だしなぁ。


そんなこと考えてると阿部くんが話しかけてきた。


💚「ねぇ、目黒くん。」


🖤「は、はい。」


💚「今日、僕ちゃんと先生できてた?」


🖤「それはもちろん!すっごくわかりやすかった!」


💚「よかったぁ〜。人に教えるの慣れてないから不安で、」


🖤「まじで!そうには見えないよ!」


💚「そう言ってもらえると嬉しいな。ありがとう。」


阿部くんもそんなこと考えるんだ。


なんか、同じ人間って感じがする。


完全に一目惚れだった。


どんな人かもよくわからないのに好きになってしまった。


暗闇の中に光が差すように。


君に出会って


毎日が輝いて見えた。


阿部くんを想う気持ちは誰にも負けない。


負けたくない。






🖤「阿部くん、好きだよ。」


💚「へっ。」


思わず、そんな言葉を口に出してしまった。
















次回予告

「好き」なんて感情よくわからない。


自分がどうしたいかもわからない。


誰かこの呪いから僕を解放して…。










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