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コメント
2件
最高!失恋やばい。ハピエンかな?バトエンかな?次回も楽しみ!
「もう無理ー、これ1番嫌いかも」
「んーけどまぁ頑張ろ?あと10分したら始まるから駄々こねても意味ないって」
「んんぅけどぉ」
今日はスポーツテストの日で、上体起こしや反復横跳び、シャトルランなど如何にも運動好きにしか好まなそうな行事だ。
そりゃryoちゃんもいやいや言うだろう。
俺だって正直嫌だし。
俺はそこまで運動が大得意という訳ではないため、omrさんから全然出来ないとこ見られて笑われたらどうしよう……
…いや、1回そんな気持ちは捨ててテストと向き合おう。
そう気持ちを固めたときだった。
「あ、そういえば知ってる?」
「なにが」
「あーけど言っていいかなぁ?どうしよっかなぁ?」
「えー言ってよ!笑 気になるじゃん」
「んーとね、菊池くん、彼女いるらしいよ」
「え、まじで?」
菊池くんとは、本名菊池風磨。
彼の持っている顔はアイドル級で、そして彼がする体を張る面白いギャグ。そのギャップが男女共に魅了する。
菊池くんとも中学3年生だけ俺は同じクラスだった。結構仲はいい方。
彼は誰に惹かれたんだろうか………
よっぽど可愛い人なのだろう。
「ねぇ誰と付き合っt」
「あ、テスト始まるって。行こー!」
あ、聞きそびれちゃった。
まぁ終わってからまた聞いてみよっかな
俺はそんな軽い調子でテストへと向かった。
2時間後、無事にテストは終わり、俺はryoちゃんに聞いた。
「ねぇ菊池くんって誰と付き合ってんの?」
「えー言っていいかな……当ててみて!絶対知ってる!」
「絶対知ってる?」
ん〜、〇〇ちゃんも可愛いけど菊池くんのタイプじゃなさそうだし……じゃあ〇〇ちゃん?え〜誰だろ……
そう頭をひねりにひねり、考えていると、ふと悪い考えが頭によぎる。
……omrさん、とか?
いや、それはないはず。
第一男が男に恋なんか……
……するか。今の時代不思議じゃないもんな。
現に俺は男を好きになっているわけだし。
え〜じゃあもっと視野広くしないとじゃん。
そのまま俺は考えてみたが、やっぱりわからなかったので諦めて聞くことにした。
「…もう無理!誰か教えて!」
「あれギブですか。……ほんとに誰にも言わないでね?……………omrだよ」(ボソッ
「…………え!まじで?」
「笑笑 意外だよね〜」
「あ、〇〇〜!」
そう言ってryoちゃんは別の人のところへと去っていった。
「……っ、」
菊池くんもomrさんのことが好きだったのか…
俺は中々その事実が受け取れなかった。
中3の時はomrさん〇〇ちゃんが好きって言ってたのに……
まぁomrさんはコロコロ好きな人が変わるから仕方ない。
そんな人を好きになってしまった俺もどうかしてるかもだけど、笑
てか、本人から聞いたわけじゃないし…まだ落ち込むのははやい…
…いや、けどなぁ…、
そう自分に言い聞かせてもやはり気分はあまり良くなかった。
授業中
(やっぱ信じれないよ……)
さっきスポーツテストをやったというのに、国語の小テストまであるとか最悪すぎる。
なんでこんなに被っちゃうかなぁ
中々集中できないしさ。
しかもその小テストは、終わったら隣の人同士で採点し合わなければならなかった。
あーあ、俺もomrさんの隣だったらなぁ。
……あ、菊池くんと喋ってる。
確かに出席番号も席も近いもんね。斜め後ろだし。
これを眺めておくことしかできない自分に歯を食いしばった。
…そういえば、この前、
登校中
「あ、風磨くんおはよう!」
「おはよー」
朝、俺が友達を家の前で待っていると、近くにomrさんがいた。
そして、菊池くんに挨拶をしていた。
なんで俺の方がomrさんの近くにいるのに、わざわざ遠い方の菊池くんに挨拶するのだろう。
やっぱり3年間連続で一緒のクラスだから親しみやすいのかな……
そのときは不思議という気持ちと、悔しいという気持ちが同時に襲ってきていた。
……ということがあったが、今なら辻褄が合う。
きっと、omrさんは交際相手だから挨拶をしたのだろう。
まぁ付き合ってて挨拶しないカップルなんかいないわな。
あーあ、じゃあ絶対付き合ってるじゃん。
もーどうしよっ笑
………けど 、まだ、本人から聞くまでは、信じ、たくない……、
まだチャンスはある。頑張れ俺。
その曖昧な気持ちを俺は家に待ち帰った。
omrさん……wkiさん…ryoちゃん…菊池くん。
いきなり漢字ごめんなさいね。
こうアルファッベッドにするとムズいなって思いまして😐
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