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【全6話】ふかこじです♫
明日は用事があり、投稿お休みします🙂↕️
ぜひご覧ください✨↓↓
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🧡「本日からお世話になります!向井康二です!よろしくお願いします!」
ぱっと花が咲いたみたいな、明るい笑顔。
💜「……あ、うん。よろしく」
対照的に、どこか気の抜けた声。
🧡「えええ!?深澤さん!ほんとにあのアイドルの方ですか!?」
🧡「雰囲気、違いすぎません!?」
💜「これが普段の俺だから」
あっさりと言い切る。
向井はきょろきょろと部屋を見渡した。
散らかった床。
積み上がったカップラーメンの容器。
コンビニの袋に、置きっぱなしのデリバリーの箱。
生活感、というより――荒れた跡。
🧡「……これはいけませんね!」
🧡「こんな生活してたら、肌荒れちゃいますよ?」
💜「だから、君を呼んだ」
ソファにだらりと身を沈めながら、軽く手を振る。
💜「これから、よろしくー」
🧡「はいっ!おまかせください!!!」
ぱあっと、また笑顔が弾ける。
――こうして。
正反対な二人の生活が、始まった。
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朝――
深澤はゆっくりと目を覚ました。
今日は久しぶりのオフ。
ピンポーンッ!
🧡「おじゃましまーす!」
🧡「今日もよろしくお願いしまーす!」
ドアの向こうから、元気いっぱいの声。
💜「……よろしくー」
ぼさぼさの髪のまま、まだ眠そうに応える。
そのまま何気なくテレビをつけると――
朝の特集番組に、自分の姿が映っていた。
🧡「深澤さん!!出てますよ!」
目を輝かせながら、テレビにかじりつく向井。
そこには┈┈┈キラキラの笑顔の深澤辰哉が映る。
💜「あー、ほんとだ」
気の抜けた返事。
🧡「ちょっとちょっと!冷めすぎでしょ!」
🧡(ほんとに同一人物……?)
💜「……?」
🧡「深澤さんはさ、」
🧡「今の仕事…好き?」
💜「……それは、もちろん」
少しだけ真面目な声になる。
🧡「よかった!」
🧡「僕もファンですからね!!」
にこっと、柔らかく笑う。
その表情に、ほんの少しだけ視線を逸らした。
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🧡「ご飯できましたー!」
💜「え、……うま」
思わずこぼれた本音。
🧡「ほんとですか!?よかった!」
🧡「これからはちゃんと栄養バランス考えますからね!」
満足そうに笑うと、すぐに次の動きへ。
🧡「さてと、洗濯して……掃除もして……」
テキパキと家事をこなしていく。
その姿を、深澤はソファからぼんやりと眺めていた。
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片付けをしている最中。
向井の目に、一つの透明な箱が留まる。
丁寧にしまわれたファンレターだった。
🧡(……あ)
🧡(ちゃんと、ファンのこと大事にしてるんだ)
向井は小さく微笑んだ。
つづく。
コメント
4件
ぎゃぁああ、!🫣 💜🧡ありがとうございますッ!!💓
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