今日も月は僕たちを照らす
「 ころちゃん! 」
名前呼んでくれた黄色い頭の可愛いのはるぅとくん。僕の好きな人。
「 るぅとくんどうしたの? 」
「 ぼくね、好きな人できたんです! 」
「 …そっか、おめでとう( にこっ 」
だれだろう、さとみくん?りいぬくん?
ぼくは何も返せずに立ち尽くしていた。
るぅと視点
気づいて欲しいのにな。
「 ころちゃん、夏祭りいきません? 」
「 …いいけど、好きな人は? 」
「 …あー、他の人と行くらしいですよ? 」
「 そうなんだ、」
鈍感すぎだよ、ばか。
「 さとみくーん、何着ていったらいいのー? 」
「 しらんがな…笑笑笑 」
( るぅとならりいぬと作戦立ててるんでは?りいぬなら浴衣着せていくに間違いないだろ。)
「 じゃあ浴衣着ていけば? 」
「 それるぅとくん着てなかったら恥ずかしい奴じゃん。」
「 着てるにかけるんだよ 」
「 …わかった、」
「 ころちゃん! 」
会場に着くとるぅとくんが僕を真っ先に見つけた
「 あ、るぅとくんいt… 」
え。かわいすぎる、ちょっとまって。
「 …どうかしましたか? 」
「 …、なんでもないよっ、いこ? 」
「 …はい 」
「 ころちゃん、金魚すくいやりましょ? 」
「 ころちゃん、いちご飴たべたいです 」
「 かき氷食べに行きましょ? 」
いろんなところに連れ回された。
もう時刻は8:00。花火が始まる時間だ。
「 ころちゃん、こんなところで花火みえるんですか? 」
「 見れるよ。あ、ほら、始まる 」
ひゅーどんっっ
「 わっ…、」
「 きれい…すごいみえる、」
「 でしょ?…ねえるぅとくん 」
「 ころちゃんどうしたんですか? 」
「 ぼくと、付き合ってください 」
言っちゃった。
「 っ、! 」
「 一生しあわせにする。」
「 …ぼくでよければ…っ、(ぽろ 」
「 るぅとくんがいいんだよっ?笑 」
「 …っ、ありがとうございます、」
るぅとくんと出会った日もきょうも、
月は 僕たちを照らしていた____。