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雪菜は雅治にナイフを見せつけた。
「殺されたくなかったら帰って…。」雪菜の行動にフラフラと足をふらつかせ倉庫から出た。
「お前まで捕まるぞ…。」
「あなたが好きだから。」
二人は抱き合った。
「雅治君だね?」
警察が質問すると雅治は崩れ落ちた。
「しっかり!」
「幼なじみが…誘拐犯と…。」
警察は雅治の涙を見て嫌な予感がした。
「あなたが不正解雇しなければ…。」
「俺が悪いって言うのか?」
父親と母親は嫌悪感を露わにして睨み合った。
「ファントムと雪菜は恋仲になってたんです。」
「誘拐犯と被害者が恋仲に…。」雅治の証言に警察はドン引きした。
「ファントムさん私はあなたの味方ですから。」
「ありがとうでも俺達の恋は永く続かない。」
雪菜は胸を締め付けられた。
「警部ファントムの本名分かりました名前は山崎透42歳。」
「雪菜…!」雅治は怒りを抑えられずにいた。
「あっ…♡ん…♡」
「雪菜…お前の中で暴れるのはこれで最後かも…。」
ファントムは涙を流しながら
激しく腰を打ち付ける。
「もっと…♡」
「わかった。」
雪菜の要望に応えて更に
激しく腰を揺らした。
「ん…♡」
雪菜は恍惚な笑みを零した。
「俺はずっと幼なじみが好きでした。」
「その幼なじみが誘拐犯とデキた。」警察は雅治の肩を抱き寄せて 慰めた。
「あなたはいつも自分の事ばかりで雪菜の事見てなかった…。」
「俺だって辛いんだ。」
夫婦の溝がどんどん出来上がってしまい母親は涙を流した。
「ファントムさん他の場所に移動しませんか?」
「何?」ファントムは驚いた。
「此処よりももっと愛が深まる場所に。」その言葉を聞いて
そっとキスをして雪菜を
車に乗せて倉庫から離れた。
6話へ続く