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早速聞き込みのために、ギルベルト・バイルシュミットなる者がいたとされる交番に来ていた。
「あの…ギルベルト・バイルシュミットという方がいらしたと聞いたのですが……」
「あぁ、ギルベルト?」
「いたよ」
「では、どのような方だったのですか?」
「あれはもう、すっっっっっっごい問題児だった……。」
「え」
ここまで強調するほどヤバいやつなのか。
ギルベルト・バイルシュミット……
ああもう、名前が噛みそう!
「い、いいところは?長所はなかったんですか?」
「顔」
「あ、そう言うのいいんで。他は?」
「うーーーん………」
一唸りすると黙りこくってしまった。
(え、そんなに悩みます?
そんなにないんですか長所。)
「強いて言うなら…」
「あの…ギルベルト・バイルシュミットさんについてなのですが……。」
「…バイルシュミット」
「アイツ、アンタの相棒になるんだろ?」
「ええ、まあ今のところ」
「……同情するよ。本当に」
そんなに問題児なのか。
もう、なんだかバディがこの人なの無理な気がしてきたなぁ…
「……因みに長所は?特技とか特性とかでもなんでもいいですから」
「不憫だな」
「…やっぱり何でも良くないです。いいところを教えてください。」
「そうだな、良いところと言えばやはり……」
「あと、体力オバケ」
「あ、はい…ありがとうございました。」
「隊長、やっぱりやめましょう!なんか色々と嫌な予感がします!」
「あら、もう来たわよ?」
「もう?!」
「ちょ、はやくないですか?」
「まあ、頑張ってちょうだい」
「そんな……。」
この時、終わったと思った菊ちゃんなのであった___
「あの、ギルベルト・バイルシュミットさんは何処に?」
「あぁ、その人ならもう行ったよ」
「行った?!」
「貴方がギルベルト・バイルシュミットさんですか?」
「おう!」
氏名:ギルベルト・バイルシュミット。職業:警察。階級:巡査部長。特性:不憫。
「私は本日から貴方のバディになります本田菊と申します」
「アンタが本田サンか」
驚いた。プラチナブロンドの髪に紅く燃える瞳。色合いが完璧に厨二のそれだ。
何と言うか… 確かに顔が良い。
男も羨むほどの美丈夫だ。
「まあ、同じ階級同士仲良くしようぜ!」
合ったばかりなのだがこの馴れ馴れしさ。凄まじいコミュニケーション能力だ。
「はあ…」
会ってみてはっきりと分かった。
この人とは合わないかもしれないと。
(私はこの方と上手くやって行けるのでしょうか……?)
to be continued…