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〜岩本side〜
スタジオの化け物を翔太と佐久間に任せて残った俺たちは別れて建物の中の化け物達を倒す為に戦う。
💚『あまり長引くと俺たちの体力が持たないから一瞬で片付けていった方がいい!』
💛❤️💜『ああ!』
🖤🤍🧡『うん!』
阿部の言葉に頷いて俺たちは別れた。
💛『一気に行くぞ!』
目の前に多くの数の化け物がでてきた。俺は力を集中させて稲妻を何本も化け物達に落として一気に倒した。
🤍『はあああ!』
俺の後ろではラウールが風を巻き起こして化け物たちを一掃していた。
💛『さすがラウール。どんどん風が強力になってるな。』
🤍『俺もちゃんと特訓してるからね!』
俺たちの末っ子の底知れないポテンシャルはいつも感じてるけどさすがの一言に尽きる。
💚『俺とめめも終わったよ!』
🖤『問題ないよ!』
❤️『力も体力もそんなに使わなかったな。』
🧡『さすが阿部ちゃんやで!』
💜『まぁもう終わるでしょ。佐久間となべも。』
そこにそれぞれの場所で戦っていた5人が帰ってきた。阿部の助言のおかげでそんなに消耗もせずに済んだ。
💛『早く戻ろう。』
雑魚が相手だったけどあれだけの数を相手にしてたんだ。問題ないにしても翔太も佐久間もきっと疲れてる。
とその時だった…
『ぐわああああああああああ!!!!!』
💛💜💚❤️🖤🤍『……………………!?』
突然大きな鳴き声が聞こえてきて俺たちは耳を塞いだ。
🧡『…何が起きてんねん!』
🤍『…気持ち悪い鳴き声…。』
🖤『…2人とも大丈夫かな…。』
俺たちが知っている動物の鳴き声じゃない気持ち悪い鳴き声…。翔太と佐久間の身に何かあったんじゃないか…。
💛『…とにかく急ぐぞ!』
2人の無事を祈りながら俺たちは急いでスタジオへ走った。
🧡『しょっぴー!』
🤍『しょっぴー!しっかりして!』
💛『2人とも落ち着け。翔太、分かるか?』
💙『…ッ。…ひか…る…。』
💛『良かった。回復するからちょっと待ってろ。』
💙『…悪ぃ…』
🖤『佐久間くん!しっかり!』
💚❤️『佐久間!』
🩷『…ッ!』
💜『佐久間待ってろ!すぐに楽にしてやる!』
急いで戻ってきたスタジオはボロボロになってしまっていた…。そのスタジオの中にボロボロになって倒れていた翔太と佐久間。意識は保っていたけど身体を動かす事も辛そうだ。俺は翔太をふっかが佐久間を回復させていく。
💚『…でも、一体何があって…』
❤️『…こんなにボロボロになったスタジオを見たのは初めてだぞ…。』
🤍『…いつもの雑魚だったんじゃ…。』
そうだ。いつも戦っている雑魚相手にこれほどの傷を負うなんて考えられない。それに壁や床には至る所に穴が空いていて机やその他カメラなどの機具は壊されてしまっている。…さっきの得体の知れない不気味な鳴き声の奴が…。
💙『…後…少しで…化け物たちを…全滅出来るって…時に…残っていた奴らが…どんどん1つに…なって…。』
💛『…え?』
🩷『…めっちゃ…バカでかい怪物に…なった…んだ…。真っ黒で…形なんて…とても表現…できない程…不気味な…怪物に…。』
💜『…なんだよそれ…。』
🧡『…化け物が怪物に…!?』
💚『…それがさっきの鳴き声の正体…。』
ある程度回復して動けるようになった翔太と佐久間が詳しく教えてくれた。いつもの雑魚が巨大な怪物へと進化した…。こんなこと初めてだし翔太と佐久間がこんなにボロボロになった。奴らもいよいよ動き出したのかも知れない…。スタジオの中が静かになった。
スタッフ1『あれ?何してたんだ?』
スタッフ2『あれ!カメラが壊れてる!』
静かになったスタジオで倒れていたスタッフさんやマネージャーさんたちが目を覚まさして壊れている機材やスタジオを見て驚いている。翔太と佐久間の事も…。俺とふっかで皆さんに事情を説明しに行く。…って言っても本当のことを言う訳にはいかないので何とか誤魔化すしかないんだけど。そして収録は中止になって翔太と佐久間を病院へと向かわせる事になった。…俺たちは申し訳ない気持ちになった。