テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#さのじん
#snjn
のりもちさん
6,242
勇斗side
俺は諦めずにタイミングを見て仁人の傍に行くが、きれいにかわされたり間に太智が入ってきたりと全く上手くいかない!
俺はしょぼくれて廊下を歩いているとある教室から声が聞こえた。
??「お前、調子乗りすぎな」
やばそうな雰囲気を感じその教室を覗くと、
そこには――
床に倒れる仁人と仁人を見下ろすように立っているクラスメイトがいた。
俺は急いで教室に入り言った。
勇斗「お前らさ、何してんの」
俺は強く拳を握り震えた
クラスメイト「いっ、いや、コイツが調子乗ってるみたいだからさ!」
勇斗「は? 調子乗ってるだって?それはお前だろ」
俺はそう言ってクラスメイトの胸ぐらを掴んだ
ソイツは「ひっ」と声を上げ、怯えている
顔面を殴ってやろうと手を振りあげようとすると
仁人「やめて……勇斗」
胸ぐらを掴んでいる俺の手を仁人が握ってきた。
仁人「もういいからさ、行こ勇斗」
今にも泣きそうな顔をした仁人が俺に言い
俺の手を握り教室を出た
歩いている間、俺たちはずっと無言で少し気まずかった
────────────────────
仁人side
勇斗はめげずに俺に話しかけてきたが話したくない俺は冷たく突き放していた
どうにもできないときは太智が間に入ってくれた。
でも、ある日俺はクラスメイトに教室に呼ばれた。
教室に入ってすぐに押され床に尻もちをついた。
クラスメイト「お前さ、勇斗に気にかけてもらってるからっていい気になってんじゃねーよ」
あぁ、そういうことか……
勇斗が俺ばかりに構っていて面白くないと
… 忘れてた
勇斗が校内一の人気者ってことに
その後も色々と言われ 太智は塾でもう学校にいないし、 どうしようかと 困っているとガラガラッと教室の扉が開いた
そっちを向くと、そこには怖い顔をした勇斗がいた
勇斗「お前らさ、何してんの」
勇斗がクラスメイトに強く言い放つ
クラスメイト「いっ、いや、コイツが調子乗ってるみたいだからさ!」
勇斗「は? 調子乗ってるだって?それはお前だろ」
勇斗はそう言ってクラスメイトの胸ぐらを掴んだ
すると、クラスメイトは「ひっ」と声を上げ怯えている
俺は咄嗟に立ち上がり
仁人「やめて……勇斗」
胸ぐらを掴んでいる勇斗の手を握った
仁人「もういいからさ、行こ勇斗」
そう言って俺は勇斗の手を握り教室を出た
俺は内心ホッとしたが、俺のせいで勇斗に悪い噂が立ったら嫌だった
歩いている間俺たちは無言だった
両想いまであと数センチ
コメント
2件
🩷さん頑張れ!! よすさんの作品見るのが毎日の楽しみです!いつも更新ありがとうございます💞
ああ、もう、胸がきゅーっとなりました……! 勇斗が仁人のために怒るシーン、すごくかっこよかったけど、それを止める仁人の「やめて」に全部の想いが詰まってる感じがしました。お互いを思いやる気持ちが痛いほど伝わってきて、無言で歩く二人の距離感が逆に愛おしいです。「両想いまであと数センチ」っていうタイトルも、このもどかしさにぴったりですね……!