テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
7,757
391
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
たったったったっ
「はぁ…はぁ…遠い…!」
「当たり…前…だけど…も!」
ただ、ひたすらに走って、走って、息が切れても走り続けました。
「っ…痛い…」グスッ
怪我をしても、涙こらえて、痛くても、我慢をして、走り続けました。
どれもこれも、全部、少年のお母さんの為だからです。
一番の愛している、大切な人を失うのだけは絶対に避けたいから、
自分の生きがいを消したくないから。
そのために、少年は{願いを叶える動物}のもとへ向かうのです。
「っ…ん?」
走っていたら、どうやら話し声と聞いた事のない音?みたいなものが聞こえてきました
少年が見つけたものとは、それは_
「あっ!村だっ!」
そう、それは村です。近づいて行くと、どんどんと話し声は大きくなっていってます。
「確かこの不思議な音は…[おんがく]って言うっけ…?忘れちゃった」
どうやら、聞いた事のない音の正体は音楽だそうです。
ただ、一歩、また一歩と少年は近づいて行きました。
そして、人が見えると、少年は立ち止まってしまいました。
「っ…そうだ、僕は{呪いの少年}って言われているんだ。なら、ここには行けない…」
村人A「おや?君はどうしたんだい?迷子かい?」
コア「ひっ…」
A「ああ、ごめんね」
子供「もうお父さん、ここは結構孤立している村でしょ、迷子なわけないじゃない…」
A「まぁ、ところで君はどこから来たんだい?」
コア「あっ、えっと…向こうです」 指差し
A「陽の村からかい?」
コア「は、はい。」
A「そっか、ちなみにここは瑞の村だよ」
みずのむら、そこは、とっても賑やかで、笑い声笑顔溢れる村。
そして、「隠れ殺し屋」が多い村。
A「君は陽の村に帰らないのかい?一人でここに来たの?」
コア「僕のお母さんが、何も分からないまま倒れちゃって、それで、お母さんを治そうと
{願いを叶える動物}のところに行くの」
子供「えっ…そこってその場所に行くまでがすごく危ない場所で、ついたとしても、その動物が
何者か分からないし、何よりそんな無防備で行くのは危ないよ?」
コア「っ…で、でも、僕はお母さんのためなんだ!」
自分よりも大きい身長をした少年に、強い思いが籠った眼差しを向ける
子供「はぁ〜あ、本当に行くの?」
コア「行くよ、覚悟は決まってる」
A「ねぇ、行くにしても、そんな格好じゃ、とてもそこには行けそうじゃ無い。」
A「ある程度身を固めてから行こう。」
A「家に色々残ってるから行こう。」
コア「はい。」
そんな会話をしてから少年はさらに願いを叶えるための一歩に近づいて来ました。