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(あなた)Side
誠也くんの、こんな顔初めて見た
それより……
私、こんな幸せで居て良いのかな……
末『天月……?』
(あなた)「……どうしたの?」
末『なんで、お前悲しそうな顔してんの……?』
(あなた)「えっ……?」
末『今にも泣きそうやん……。』
誠也くんに言われて気がついた
私、泣きそうなんや……
(あなた)「大丈夫だよ……。」
末『嘘つくなや……。それより、この体勢キツイよな?立てる?風呂につかりながら話聞くで……。』
(あなた)「……。ありがとう。でも、誠也くん、お湯に濡れたら犬になるんじゃ……。」
末『俺、気づいたんよ!チワワにならへんようにする方法!俺な、お湯に濡れるとチワワになんねん、水や雨などだと犬耳とシッポ生えねん、そして多分お前にキスとかすると元に戻んねん。だからお湯に濡れながら、お前にキスとかしとれば水や雨に濡れた時と同じになるんやないかって俺は思ってんねん。』
(あなた)「なるほど。じゃあ、やってみる?」
そう言うと頷く誠也くん
(あなた)「その前にシャワーで身体洗わないと……」
そう言うと私に抱きつく誠也くん
(あなた)「抱きついたら洗えないじゃん!」
末『だって、チワワになるやん……。』
(あなた)「分かった、そのままでいいよ。シャワーかけるよ?」
シャワーをかけたが……
誠也くんはチワワにならず
犬耳としっぽが生えた
末『チワワになってへん。やっぱり、俺が言ってたことあってたんや。』
私たちはお風呂に浸かった
末『……なぁ、なんで悲しい顔してたん?』
(あなた)「……私ね、両親が大好きだった。ある日、両親が亡くなったの……。その日はね、私の誕生日だった。両親が、私に秘密でプレゼントなどを買いに行ってたんだ……。でも帰り道で事故って亡くなったんだよ……。私の誕生日じゃなければ両親は死ななかったのに……。私ね、不安なの……。誠也くんが、私の前から居なくなるんじゃないかって……。」
末『……居なくなるわけねぇだろ!!』
誠也くんは私を抱きしめた
末『……だから、そんな不安な顔せんといてや。』
誠也くんは、私にキスをした
末『上がったら、この続きしたい……。』
(あなた)「……っ///」
末『あっ、ゴムないな……。買いに行かへんと……。』
(あなた)「……誠也くん、その本当にするの?」
末『天月は、俺としたくないん?』
(あなた)「……そうじゃなくて。」
末『じゃあ、ええやん。早う洗って上がろうぜ、買いに行かんなんアカンし。』
(あなた)「……うん。」
誠也くんが喜んでくれるからついついOKしちゃう……