前書き
※注意事項はよくお読み下さい。
(あらすじに記載しております。)
平気でmobがでます。
言うほど害はないです。
ストック出来たからあげませう。
次回→ 相棒組
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emさんとの昼休みを潰してまで場を収めに行くのは心底腹立たしい。しかも、話を捏造されていることも尚更許せない。
怒りのオーラがダダ漏れなこともお構い無しに、俺はさっさと自分のクラスへ戻る。
騒がしい教室の扉を開けて中を見ると、早速女子の一人に気づかれた。
jk「あ、zmくん!ねぇなんで私達との約束忘れたのぉ?」
俺のことを見つけた瞬間、あざとさ全開でこちらに話しかけてくる。
kn「ぅげ…。」
ut「やめとけ。」
knが代弁してくれた。でも流石にutはそれを止める。
zm「…お前らと約束なんかしとらんし、本当に約束してた方でそっち行っただけや。勘違いすんな。」
jk「そんな言い方なくな〜い?じゃあさ、今からでもいいから一緒にお昼食べよ〜。」
zm「無理。またそっち戻るから。」
jk「えぇ〜?!じゃあ明日一緒に食べよ!」
zm「明日も約束あるから無理。じゃあ戻らんと行かんからじゃーな。」
jk「え?!ちょ、zmくん!」
制止しようとする声をフルシカトし、とっととemさんの居る教室へ戻る。
さっきのことは忘れて、またemさんと楽しく喋りたいし、何より昼飯を食い終わってないので早く戻りたかった。
足早に教室に戻ると、grが自席に戻ってきていた。
gr「あ、zm。この食いかけお前?」
zm「女子が騒がしいから制止しろって呼ばれてたんや。すぐ食う。」
gr「なんや、そういうことか。そんならええねんけど。あー、あとまだゆっくり食っててええで。俺はまた向こう戻るし。」
zm「そうなんか、ありがとな。」
gr「ええで〜。」
grはヒラヒラと手を振って教室を出ていった。
zm「emさんすまんかった。続き話そ。」
em「はい、それでですね…」
俺は気持ちを切り替えてemさんとのお喋りと、昼飯を食べるのに勤しむ。
emを知ったきっかけはtnからだったが、まさかこんなにも仲良く出来るとは思わなかった。
思えば最初は強引過ぎて大分引かれて避けられていた。だが、emさんが勇気を出してこちらに歩み寄ってくれたおかげで、多少のぎこちなさはあっても、今は自然な笑顔を見れる様になった。
ふと、今日の昼休みが始まったばかりの会話を思い出す。
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zm「もうちょい違う場所でもええと思ったけど、とりあえず今日はここにするわ。」
em「私はいつもここでもいいと思いますけどね、grさんは生徒会室行っちゃってて居ないし。」
zm「うーん、それでもええけど、もうちょい静かなとこがいいしな。また俺が探しとくわ。」
em「それならよろしくお願いします。」
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思い返してみれば、さり気なくこれからも一緒に昼休みを過ごしてもいいと言っていた。俺はニヤけそうになる口元を抑える。
em「zmさん?」
zm「ん?あぁ、話の続きな、それでどうなったん?」
em「それでこういうことがあって…」
zm「うんうん、そんで?」
em「…だったんですよw」
zm「何それめっちゃオモロいやんw 」
これからもこうしていたい。そう思った俺は改めてemを明日の昼飯に誘うことにした。
zm「なぁ、emさん。」
em「なんですか?」
zm「明日も一緒に昼飯食お!」
em「はい、勿論!」
そして昼休みが終わっていき、午後の授業が始まるのであった。
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ホッコリ。◕‿◕。