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雪だるまひとひと💙
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## 『一匹狼ヤンキーは、風紀委員長の幼なじみに調教されました。』
# 第3話:お節介な外野たち
「あー、もうマジで調子狂う……」
翌日の昼休み。翔太は屋上のフェンスに背中を預けて、自分の顔の熱を冷ますように、冷たいお茶のペットボトルを頬に当てていた。
頭に浮かぶのは、昨日も今日も、過保護なくらい自分を気にかけてくる涼太の優しい笑顔ばかりだ。
「おっ、翔太! 相変わらず分かりやすく悩んでるねぇ!」
バタンと勢いよく屋上のドアが開いて現れたのは、同じクラスの佐久間大介だった。そのすぐ後ろには、2年の学級委員長である目黒蓮が、佐久間の通学カバンを代わりに持って甲斐甲斐しくついてきている。
「佐久間、お前うるせぇ。あと目黒、お前もなんで当然のようにいんだよ」
「俺は佐久間先輩に呼ばれたので。それより渡辺先輩、また宮舘先輩のことですか?」
目黒が真面目な顔で、ズバッと核心を突いてくる。
「目黒、お前までふっかみたいなこと言うな。別に悩んでねぇよ。涼太のやつ、ただの幼なじみだってのに、距離感がバグってんだよ……」
「距離感がバグってるっていうか、舘さん、翔太のこと大好きなだけじゃん!」
佐久間がケラケラ笑いながら、目黒に「ね、めめ?」と同意を求める。
「そうですよ。宮舘先輩、さっきも生徒会室で『翔太がまた朝ご飯を抜いてきたみたいだから、お昼にこれ食べさせるんだ』って、めちゃくちゃ嬉しそうに特製のお弁当見せてくれましたもん」
「はぁ!? あいつ何言ってんだよ!」
翔太は耳を真っ赤にして怒鳴り返した。
あんな完璧なやつが、どうして自分みたいなヤンキーを構うのか。2人が「付き合ってるレベルで仲が良い」のは昔からだけど、それが「恋」なのか分からなくて、翔太はいつも爆発しそうになるのだ。
「──誰が何を言ってたって?」
その時、ドアの向こうから、聞き馴染みのある穏やかで優しい声が響いた。
腕章をはめた涼太が、お弁当包みを手に持って、ふわりと柔らかく微笑みながら歩いてくる。
「げ、涼太……」
翔太の身体が、条件反射のように小さく跳ね上がった。
「宮舘先輩、こんにちは。じゃあ俺たちはこれで」
目黒が察して佐久間の手を引く。「えー!これからがいいとこなのに!」と騒ぐ佐久間を連れて、後輩は気を利かせて屋上を降りていった。
あとに残されたのは、そっぽを向く翔太と、トコトコと距離を詰めてくる涼太の2人だけ。
「翔太、またそんな購買のパンばっかり食べて。体壊すよ?」
「うるせぇな、余計なお世話だろ」
ツンツンとトゲのある言葉を返す翔太だけど、涼太は怒るどころか、愛おしそうな目でふっと目を細めた。そして自然な動作で翔太の隣に並び、フェンスに背を預ける。
「ほら、お前の好きな卵焼き、甘めに作ってきたから。一緒に食べよ?」
そう言って涼太が差し出してきたお弁当箱には、翔太の好物が綺麗に詰まっていた。
「……いらねぇよ、自分で買ったパンあんだろ」
「嘘。それまだ一口しか食べてないじゃない。俺の、食べてくれないの?」
涼太が少しだけ眉を下げて、覗き込むように翔太の顔を見る。その声音が、どこまでも優しくて温かい。
「……っ〜〜〜!///」
その向けられる無条件の優しさに、翔太の胸がギューッと締め付けられる。嬉しくて、恥ずかしくて、どうしようもない。
「……っ、う、うるせぇ! 食えばいいんだろ、食えば!///」
翔太は照れ隠しに奪い取るようにお弁当箱を受け取ると、卵焼きを箸で掴んで口に放り込んだ。じゅわっと広がる出汁と甘さに、一瞬で顔がカッと熱くなる。
「……美味ぇよ、これで満足か、涼太!」
「うん。翔太が美味しいって言ってくれるのが、一番嬉しい」
嬉しそうに顔を綻ばせる涼太の笑顔が眩しすぎて、翔太はこれ以上見ていられなくなり、お弁当を持ったまま慌てて屋上の出口へと歩き出した。
「お前なんか、やっぱり大嫌いだ……っ!」
耳まで真っ赤にして、捨て台詞のようにそう言って走り去る翔太。
残された涼太は、あいつらしいな、と声を立てて優しく笑った。
「『大嫌い』のあとに、ちゃんと『美味ぇよ』って残していくの、本当に可愛いな……」
涼太は翔太が走り去ったドアの向こうを愛おしそうに見つめながら、その不器用なツンデレっぷりを、誰よりも分かっている優しい顔で愛おしそうに呟いていた。
やっと期末終わった……
(色んな意味で終わった)
嵐、別にファンじゃないのに知ってる曲多くて……
嵐の次はSnowMan!⛄️
ファンじゃなくても知ってる曲多くなれるようファンとして頑張って行けたらな……って思いますっ!笑💘😭
後なんですが……
午後8時〜午前5時までコメント返せないです、、
把握の方お願いします🥹🙏🏻
コメント
1件
お疲れさまです、第3話読みました! もうね、翔太くんのツンデレっぷりが尊すぎて悶絶しました…!「美味ぇよ」って認めながら「大嫌い」って叫んで逃げるところ、可愛すぎますよ(笑) 涼太さんの「大嫌いのあとに美味ぇよを残していくの可愛い」って視点、めっちゃ分かります。お互いのことが好きで好きで仕方ないのに素直になれない感じが、読んでいてじんわり温かくなりました。特製卵焼きの甘い匂いまで想像できそうな、優しい世界観が素敵です。続き、すごく気になります!