この作品はいかがでしたか?
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長らく更新サボっててすみません😇
普通に続きは考えてたんですが、他のが忙しくてエンエン
アメ日がバカップルしてる、日本愛され要素🐜
以上なんでもよろしい方のみどーぞ
日本がアメリカに買われて、早半月が経とうとしていた。
日本はその間大人しく監禁されていた…………という訳では無く、普通に幾度も脱走を試みていた。
今も通算15回目の脱走未遂を犯し、イギリスに回収されアメリカを筆頭にいつもの面子にお説教を食らっている最中である。
🇯🇵「また捕まってしまったっ…!!今度こそ完璧だと思ったのにっ!!」
🇫🇷「そりゃ、白昼堂々正門から出ようとするんだもん普通に捕まるでしょ」
🇯🇵「こそこそ裏工作して脱走しても直ぐに捕まってしまうので、逆に正面から出ようと思ったんですよね」
🇫🇷「猪突猛進が過ぎる、見かけによらず脳筋タイプだったのか」
🇯🇵「正攻法を持ってしても、世の中そんな簡単にはいかないんだなって新しく学びました…」
🇫🇷「半月で悟り開いちゃった」
🇺🇸「いやっ、呑気に話してる場合じゃなくて!脱走未遂しすぎだから!!」
🇺🇸「まだ、数週間しか経ってないのになんで脱走回数が2桁の大台に乗ってんだよ!お前らちゃんと見張ってんのか!?特にカナダ!!」
🇨🇦「なんで僕名指しなの?ちゃんと見張ってるのに、心外すぎるんだけど??」
🇺🇸「ちゃんと見張ってて、なんで初日に何回も脱走されてんだよ?セキュリティガバガバすぎるだろ」
🇨🇦「誰のせいだと思ってるの?」
🇺🇸「ごめん、俺が悪かったからその顔やめて怖い」
カナダの目から生気が消えたので、その場にいる一同触れてはいけない逆鱗に触れたなと思った。
初めの見張りは確かにカナダであった、そして日本はその日合計4回脱走した。脱走しすぎである。
だが、それも仕方ない事で彼は日本に強く出れない理由があった。
カナダは、アメリカに命令されたとは言えまだ一般人であった日本を後ろから奇襲して誘拐を実行した張本人だ。
故に日本からの好感度は、底辺に近く恐らくアメリカの次に低いであろうことは自分で薄々気づいている。
なのでこれ以上、日本の好感度を落とす訳にはいかなかった。切実に。
ちなみに、次に多いのが日本に甘いドイツ、その次が愉快犯のフランス、何も考えていないイタリアの順である
イギリスの時に脱走としようとしたら、笑顔で圧をかけられ底知れない恐怖を感じたので彼が見張りの時は絶対に大人しくすると誓った。
韓国は、そもそもドアの前から片時も離れないので脱走する気すら起きなかった。
🇺🇸「はぁ…脱走しようなんて考えるなって」
🇺🇸「何度も何度も伝えたのにもう忘れた?その首輪にGPSつけてるって毎回言ってるだろ?」
🇯🇵「分かってますよ!でも、ずっとお部屋に閉じこもってばかりは嫌です!!」
いつもなら咎められたらそこで大人しく引き下がるのだが、今日は日本がささやかな抵抗に出た。
まぁ、閉じこもってばかりいれば気は滅入るし、ストレスは溜まっていく一方なのは間違いない。
文句のひとつも言いたくなるのも仕方がない事ではある。
🇺🇸「ビル内だったら、自由に歩き回って良いって言ったじゃん」
🇯🇵「私はお外に行きたいんですー!!」
🇺🇸「初めて日本がわがまま言ってくれたし、駄々こねてる姿も超絶可愛い…!!」
🇯🇵「えぇ…」
🇬🇧「盲目すぎて気持ち悪いですね」
🇩🇪「今なら、何やっても全部可愛いで済ませるぞこいつ」
勝手に反社のトップの嫁にされ、そのまま監禁された挙句、行動範囲は何も無い無機質な部屋と変わらないビル内の風景にそこら辺を闊歩する血なまぐさい反社達
最早気分転換所の話では無い。
欲しい物は、伝えたらなんでも揃えてくれるがそういう問題では無いのである。
日本は至って真剣に訴えているのだが、如何せん訴えかけられている張本人が、初めてを貰ったことに幸せを噛み締めるのに忙しくて話を聞いていない。
なので、日本は奥の手を使う事にした。
自身もダメージを喰らうので、余り人前でやりたくないがここは腹を括るしかない。
自由を手にする為の必要な犠牲なのだ。
日本はアメリカの裾を掴むと、目に涙を滲ませ上目遣いで甘えた声を出した。
🇯🇵「アメリカさん…私外に出たいんです…どうしてもダメですか…?」
日本は比較的謙虚な性格である事に間違いは無いのだが、同じぐらい強かさも兼ね備えている。
目的を達成する為ならば、手段を選んでいる場合では無かった。
🇺🇸「俺の嫁可愛い!!!!!!!」
🇺🇸「じゃなくて!!見張りと一緒に出かけるなら外に行ってもいい、これでどうだ!?」
🇯🇵「やった〜!!アメリカさん大好きです、ありがとうございます!!」
効果抜群だった。
常日頃から、敵味方関係なく冷酷無慈悲だと言われる反社のトップも、自身の嫁に可愛くお強請りされたら呆気なく堕ちるらしい。
当人達は幸せ全開で笑い合っているが周りは、冷ややかな眼差しでそのやり取りを見つめていた。
ちなみに、ドイツ・カナダにもこれは通用するのでこの2人は人の事は言えない。
とまぁ、そんなこんなあって日本は外に行く権利をめでたくGET出来たのである。
🇺🇸「あ、そうだ日本」
🇯🇵「はい?」
🇺🇸「外に行く許可出したんだから、もう脱走したりしないよな?」
🇺🇸「今度脱走しようとしたら、朝までぶち犯すから」
🇯🇵「ひぇ…」
その時のアメリカの顔は、本気で朝まで犯すつもりの顔をしていたと後に日本は語る。
そうして日本の脱走記録は、15回で幕を閉じた。
貞操はまだ守りたかった。
日本も、男のプライドというものは少なからず持っていたので。
🇺🇸「あと、お世話係を固定することにした。」
🇺🇸「イギリスは、いないことが多いし他の奴らは脱走の手助けをするからな。」
🇯🇵「さすがに貞操の危機があるのに、もう脱走未遂起したりしませんよ…」
🇺🇸「毎日相手が変わるより、固定になった方がお前も楽だろ?1人は韓国、もう1人は会うのは初めてだから軽く自己紹介しようか」
🇮🇳「初めまして、日本!僕はインド」
🇮🇳「今日から君のお世話係謙見張りとして付くことになったからよろしくね?」
🇮🇳「早速だけど、君のこと詳しく教えてくれない?君ともっと仲良くなりたいんだ!」
🇮🇳『もしもしボス?』
☭「インドか、どうした?何かあったのか」
🇮🇳『前言ってたアメリカの結婚相手に関してなんだけど…』
☭「あぁ、何か分かったか?」
🇮🇳『うん、今分かってる情報伝えるね』
🇮🇳『名前は日本、年齢は20歳で家族構成は両親のみ、一人暮らしだったけど住んでいたアパートは今は火事で消失、知らない内に借金の連帯保証人にされその借主が逃亡、到底払える金額じゃないから、アメリカが日本を1億で買って実質肩代わりした形で嫁入り』
☭「なるほどねぇ、アメリカとの出会いは?」
🇮🇳『2年前の抗争で、アメリカが大怪我を負って動けなくなっている所を日本が助けたのが2人の出会い』
🇮🇳『その時にアメリカが一目惚れしたらしくて、今でも見た感じアメリカの一方通行って感じかな?』
☭「2年前と言えば、あいつの名前が急に売れ始めた時じゃねぇか」
☭「短期間でトップに登り詰めたのも、全部日本て奴の為だったってことか…あいつがそんなに入れ込むなんて益々興味が湧いてきた…」
🇮🇳『そんなボスに朗報、今日から俺は日本のお世話係に抜擢されたよ♪残念ながら、見張りはもう1人いるけど』
☭「インド、お前流石だな!やっぱり人の内側に入り込むのが上手い!」
🇮🇳『そうでしょ?これだけ頑張ったんだから今回の手当弾んでね?』
☭「分かった、分かった…そういうところも抜かりねぇな…こいつ」
☭「後お前の所にロシアと中国向かわせるから…俺の言いたいことは分かるよな?」
🇮🇳『当たり前!近々、ボスの元にプレゼント送ってあげる!!』
🇮🇳『楽しみに待ってて♪んじゃ、あんまり長く話してるとバレそうだからそろそろ切るね〜!ばいばーい!!』
☭「自分が言いたいことだけ言って勝手に切りやがった…まぁ、俺の言いたいこと分かってるみたいだから良いけどよ…」
🇷🇺「兄貴」
🇨🇳「ボス」
☭「ロシアに中国。お前達、話は大体聞いていたな?」
🇷🇺「あぁ、インドの所に行って日本を連れてくる手助けすればいいんだろ?」
☭「死んでさえいなければいいから、暴れるようであれば多少痛めつけても構わない」
🇨🇳「っていうかそれぐらいなら、俺1人でも事足りそうだけど俺とロシア2人行かせるんですか?」
☭「念には念をだ。人数は多い方が良いだろ。ましてや相手はあのアメリカだぞ?」
☭「自分のモノに手を出されたと知ったら、何しでかすか分かったもんじゃない」
🇨🇳「ボスがそういうなら、これ以上は何も言いません。」
🇷🇺「インドの他にもう1人いるようだが?そいつはどうするんだ」
🇨🇳「確かに、殺していいなら遠慮なく殺りますけど」
☭「お前達に任せる。とりあえず俺は、日本が手に入ればそれでいい」
☭「いいか?日本だけは、必ず生きたまま俺の元に連れて来い」
🇷🇺🇨🇳「「了解、ボス」」
🇮🇳「ねぇ、日本!外に出る許可も降りた事だし、さっそく今からお出かけしない?」
🇮🇳「久しぶりに外の空気吸ってリフレッシュしようよ!安心して、僕がちゃんと守ってあげるから♡」
次回に続くよ
中国さんは、普段タメ口だけど自分より格上の人にはきちんと敬語で話すタイプだと滾るなって思った。私が
深夜テンションで適当に書いたから、こんなに喜んで頂けるのであればきちんと書けば良かったと後悔してます。
ここまでお読み下さりありがとうございました〜!!
姫路城楽しかったです!
んじゃね、ばいちゃ( ´・ω・`)ノ~
コメント
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めっちゃ…くっちゃ… 良いです(号泣)
天才か...( ゚∀゚):∵グハッ!!続き待ってます( *´꒳`* )