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第1章 不思議な神社
キーンコーンカーンコーン。
最終下校のチャイムがなる。帰らねば。
帰り道
「ん……?なんだ、此処。」
見たことの無い神社。まだ夕暮れだと言うのに
薄暗く、妙に寒気がする。
でも体が勝手に神社に向かう
「不気味……だけど…」
「何か…強いものを……」
ガサゴソ。ガサゴソ。
チーン……チーン…
耳鳴りだろうか。妙になにか聞こえる
『戻れ。お前の場所はここじゃない。戻れ』
なんなんだ。五月蝿い。
『戻れ 戻れ 戻れ 仲間が待っているぞ
お前の居場所……』
「うるせぇ!!」
俺の声と共に妙な声も止まる。
ガサゴソ。ガサゴソ
「え?」
「だ……誰だ!?」
「え、ちょっとまって」
「いや……あの…誰ですか……?」
「司……やっとみつけた、」
司?違う、俺は司じゃない。つかやだ。
「あの……さっきから司って…俺つかやなんですけど…」
「は?何言ってんの?」
「お前は司だろ。まあいい、来てくれ」
「え……あ…!!」
強引に腕を引っ張られ、言う通りにした。