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第3章 セカイと仲間
「ちょっ…引っ張らないでくださいっ……」
「今連れていかないとお前はずっとこの世界で生きるんだ!本当の幸せを……想いを知らずに、」
「は……?想い、?セカイ?」
「行くぞ!」
そう言って突如現れた男は変な呪文を唱え始める
「ここは……一体…」
「着いた……後はお前の感覚で進んでみろ。直感で道を選べ。そしたら着く。」
「え、は、ちょっ!まって!!」
それだけ言って男は消えた。一体なんなんだ
することも無いので言われた通り直感で進んでみる。
フェニックスワンダーランド
「ここ……遊園地か、?」
何か強いものを感じる。
『直感で進め。もっともっと奥まで。』
言われた通り、もっと進む。
10分ほど歩いて、ボロステージに着いた
でもそのステージは輝いて見えた。
「あっ!司くーんっ!」
「ちょっ、まって……!」
「来たみたいだね」
司、?彼奴が言っていたやつと一緒だ。
「お前たちの……名前は、」
「今更言うもんじゃないでしょ、」
「はいはーいっ!あたし鳳えむ!」
「僕は神代類だよ。」
「え?言うの、!?」
「え…えっと……草薙…寧々、?」
そうだ。類、寧々、えむ。
俺の仲間。
全部全部思い出した。
小学生の頃に咲希と天満さんのショーをみて、
咲希が笑って、俺もこんな人になりたいって、
そうやって……
じゃああそこは、?
えまは?琉磨は?音々香は、?
彼奴らは……っ!!
『それは君の妄想にしか過ぎない』
「彼奴らはちゃんと居た!ちゃんと……ちゃんとっ…」
何故だ。彼奴らの顔が出てこない。
仲間……友達だろ、なんで……
「司くん?」
「え…?」
「司、大丈夫?ずっと頭抱えてたけど。」
「あ……えっ…と、」
「なんでもないぞ!ほら、練習を始めよう!」