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クロウザーはプールサイドで主が言っていた言葉を思い出していた。
『…隼人は頭に血が登りやすいけど1度信用出来ると思ったら、ちゃんとその人を見てくれるから。』
(俺のご主人様は…1人1人としっかり向き合ってるんだな。そんなの好きにならない方がおかしいってものか。)
クロウザーは溜め息混じりに笑みを零し自身の考えが甘かったのだと感じていた。それと同時に、そんな主に好意を持った事を誇りに思っていた。
夕ご飯をどうするかを車の中で皆で考えていると、主の手料理が食べたいとクロウザーが言うと、主以外の全員が賛同した。
唯一、同僚だけは大学からの長い付き合いだったため、たまに食べた事があった。
「久しぶりに◯◯のご飯食えるとか最高じゃん!お前、まともな事も言えるんだな。」
同僚はクロウザーに絡みだし、そこから一気に後輩と同僚はクロウザーとの距離が近くなったのだった。
食料品だけ買って部屋に帰ってくると、主は料理の準備を支度し始めた。手伝いをしようかと主以外の皆は言ってきたが、座って待っててと言って作りだした。
ご飯のいい匂いがしだすと同僚はつまみ食いにやって来た。
「あ!隼人、ダメだよ。…じゃぁ、ちょっとだけだからね。」
主はそう言って、スプーンで少しだけすくい同僚の口元に持っていった。同僚は少し戸惑ったが、口を開け食べさせてもらった。
(…なんか新婚みたいで良いな。)
「ん、美味い!◯◯は大学の時から料理の腕はあったからな〜。…たまにで良いからこれからも作って。」
同僚はそう言うと頬に軽くキスをし、リビングに戻っていった。主は急な出来事に同僚の方を見つめながらキスされた頬を触った。
(今日は隼人にドキドキされっぱなしで変に意識しちゃってる…)
前にアモンにオムライスを作った事があったので同じメニューにする事にした。机に全員分のオムライスとスープを乗せ主は食べるよう促した。
「どうぞ。皆の口に合うと良いんだけどどうかな…?」
皆は一口食べ、顔を輝かせて美味しいと口々に言い出した。主の左隣に居た同僚はつまみ食いの時のお返しと言わんばかりに、主の口元にオムライスが乗ったスプーンを持っていった。
先程と立場が変わり主はドキドキしながら同僚からの一口を食べた。
「…何顔赤くしてんの?」
「し、してないよ!私も食べようっと。」
主は誤魔化しながら、オムライスとスープを口に運びこれ以上ドキドキしないように早く食べなきゃと思いかき込んでいた。
右隣のクロウザーはそんな主を見て、口角の位置に米粒が付いているのを見付けると主の顎を持ち自身の方へ向けさせると舌を出し口角にある米粒を舐め取った。
「な、何を…」
主は隠す事も出来ずに顔を真っ赤にしてクロウザーに問い掛けた。周りにいる皆もギョッとしているとただ米粒を取っただけだと説明した。
「そんな紛らわしい事をせずとも、普通に取れば良かろう。」
シロは珍しく気を荒立てたが、プールに居る時に似たような事をしたよね?とベレンに言われる始末だった。
そんなこんなでご飯も食べ終わり、同僚と後輩で片付けを始めベレンとシロはお風呂の準備を始めた。
クロウザーは主の隣でまったりしていて、いつものクロウザーではないような感じがあった。
「クロウザー、どしたの?…プールでちょっと疲れちゃった?」
「いや…君の隣が居心地が良くてね。」
その時、主はプールで言われた言葉を思い出していた。
『…○○、俺は君に恋をしてしまっているようだ。この俺の気持ちに対して君はどう責任を取ってくれるのかな?』
(あれって告白だよね…?クロウザーも私としたいって思ったりするのかな?)
主はチラっとクロウザーの方を見ると、パチッと目が合ったが、主の方から視線を逸らした。
「ご主人様は今、何を考えてたのかな?もしかして、俺との行為を期待してたりして…?」
主は頭の中が読めるのかと思ってしまい顔を赤くし、クロウザーから離れようとすると腕を引っ張られクロウザーの胸元に飛び込むかたちとなった。
そしてクロウザーはギュッと抱き締め主の耳元でそっと囁いた。
「俺は◯◯が許してくれるなら繋がりたいと思ってる。…ダメかな?」
主は心臓の鼓動がうるさくて、なかなか声が出ずにいるとベレンとシロがそこまで!と言い主にお風呂に入るよう促した。
主は返事が出来ずにお風呂に入る事になりなんやかんやでもう寝る時間になってしまっていた。
今夜は誰が一緒に寝るかという事になったが主の中では決まっていた。
「…隼人とその、…クロウザーの2人でも大丈夫かな?」
主が望むならと皆はそれぞれの寝る場所へと向かって行った。
主の寝室─
3人はセミダブルのベッドに寝転がり主はそれぞれにおやすみなさいと挨拶を交わした。すると同僚は上体を起こし、主の頬にキスをした。
「◯◯、…愛してる。」
同僚はそう言って主の額にキスをし、服の中に手を入れ下着越しに胸を撫で始めた。クロウザーは少し主に触れるのを戸惑い、主に再度確認を取った。
「返事、くれるかな?俺の事は受け入れてもらえるのかな…?」
「っん…ハァっ良いよ。…っんぁ、私はちゃんとクロウザーの事も…っ、受け入れるから。」
主にそう言われ、クロウザーが主の下半身に手を伸ばし下着越しに突起部にそっと優しく触れると、主は体をピクつかせた。
「んぁ…ハァっん、ぁあ!」
主の甘く縋るような声が同僚とクロウザーの耳をくすぶり、だんだんと2人の理性を崩壊させていった。
同僚は主の上の服を脱がせ優しく頭を撫でながら主の胸を堪能し、クロウザーも主の履いていたものを全て脱がせ主の中に指をゆっくりと出し入れしていた。
「っんぁっハァ…ぁんっぁあ!」
クロウザーはここかな?と思ったところをトントンと優しくノックするように指を動かしていると主の息遣いが変わり、主は体をピクつかせながら1度達してしまった。
「ハァハァっぁ、」
「…君は本当に可愛い声で善がってくれるんだね。君の全部を…俺にみせてごらん?」
クロウザーは主の声と体に魅せられ、欲のままに主を求め出し主の中に自身のものを入れた。
「っぁああ!…っぁん…ハァぁあ!」
(キツっ…俺のご主人様は、締め付けが良くて感度良好って訳か。そりゃぁ皆何度もしたがるのは無理ないな。)
クロウザーは主の突起部を触りながら最初から激しく動きだし、主の嬌声を聞きながら悦に浸っていた。
「っぁんっハァぁ…ぁあ!んぅっん!」
同僚も主の頭を撫でながら、主の舌が絡み付いてくるのを感じながら主の小さな口で気持ち良くなっていた。
「っんん!っんぅ゙ん、ふぁっんぅ゙う!」
クロウザーのものが主の気持ちの良いところを的確に刺激し続け、主が何度も達しようとも構わず主の中を掻き乱していった。
(堪らなく色っぽくて…ずっとこうして◯◯と繋がっていたくなるな。)
「っんぅ゙んん!っぁ、クロ…ウザーっぁハァもう止まって…んぁああ!またっいっちゃう…んぁっぁあ!」
主は同僚のものを口から出し、必死にクロウザーにうったえたがクロウザーの突起部を触る手も腰の動きが止まる事はなかった。
「っんぅ゙ぁああ!ハァお願いっクロウっザーっぁぁあ!」
「◯◯、快楽に身を任せておけば良い。ほら手に持ってるだけじゃなくて、隼人のをちゃんと咥えて…そう。
そうやってイキ狂う君もとても愛らしくて可愛いね。っ…ずっと君とこうして居たいけどそろそろ限界だ。」
「っ!ぁぁ゙っんぅ゙ぁああ!嫌っんぁああ!」
クロウザーはなお一層激しく動き主の中を掻き乱し、主のお腹の上に吐き出した。
「っんぅ…ハァハァっぁ、」
同僚は主の頭を撫でながら、主の中に自身のものを入れゆっくり動きだした。
「◯◯、後ちょっと頑張って欲しい。でも無理だけはするなよ?◯◯はいつも頑張ってんだから。…◯◯は1人じゃない。もう強がらなくて良い。」
主は心の中を見透かされたような気がして泣きそうになるが、涙を必死に堪えた。 主はいつも心の中で孤独や不安と闘っていたからこそ同僚の言葉が身に沁みた。
「っんぁっハァぁあ!っハァ隼人…んっ」
主の吐息混じりの嬌声が同僚の欲望を掻き立てていき、だんだんと動きが激しくなっていった。
「っんぁああ!ハァハァっぁんぅ゙あ!」
主は同僚のものをキツく咥えて離さないくらい締め付け、手を絡ませ合っているとクロウザーは主の胸にかぶり付きながら主の突起部もまた触りだした。
「君は着痩せするタイプなんだね。君の裸を見ていると、いつまでも君の体を堪能したいって思ってしまうよ。」
「っんぅハァハァっぁああ!っぁ、隼人っもう止まってっんぁああ!っぁん、さっきからっぁんっイキっぱなしっぁぁあ!」
同僚は主の頭を撫でながらあと少しで終わると言うと頬にキスをし、何度も主の奥深くを刺激し続けていた。
「っんぁああ!んぅあっキスしたいよぉ」
アモンとの約束もあるので出来ない頼みだったが、同僚は主の口に軽く手を当て手のひら越しにキスをした。
「っんぅっんん!」
(隼人なりに考えてくれたんだ…嬉しい)
「◯◯、愛してる。」
同僚がそう言うと自身のものを抜き主のお腹の上に全て吐き出した。
同僚は終わったと同時に寝てしまった主の体を綺麗にし、服を着せ抱き締めて寝ようとするとクロウザーが口を開いた。
「…隼人は俺のご主人様の事が、相当好きみたいだね。俺も負けてられないね。」
クロウザーは不敵な笑みを浮かべながら主の頭を撫でていた。
「○○の事が好きなのは大学の時からだからな…そん時は彼氏居たし、その彼氏は俺の友達でもあったから諦めてた。
その間、色んな子と付き合ったり遊んだりしてたけどやっぱ○○の事がずっと気になってた。
でも今は違う。…俺は亡くなったアイツの分まで○○の事をずっと愛していくつもりだよ。」
そう言って同僚は主の事を抱き締めながら寝入った。
クロウザーは執事としても、主の事に関しても、まだ初心者ではあったが負けられないと思う精神を強く感じていた。
1週間後─
主と後輩と同僚はいつも通り執事達の世界へ行き、朝ご飯を食べてから出勤した。
職場ではほとんど主の隣には、後輩か同僚が居て回診の時も3人で回ることが多くなっていた。
同僚と主と後輩は帰り支度をしながら会話をしていた。
「終わったー!やっと休みだな!」
「そうだね!隼人は早く飲みたそうだね♪」
「先輩!程々にして下さいね。」
同僚は後輩の母親のような口振りにあ然としてしまった。
「俺のおかんかよ!」
すると、後ろから声を掛けられた。
「四季君…その、話があって今ちょっと良いかな…?」
その女性は少し恥ずかしそうにしながら心なしか緊張しているような感じがあった。
「…何?なんか用事?」
女性は主の方をチラっと見て此処で話すのはちょっと、と言ったが同僚は此処じゃないと聞けないと言うと、下を向きながら話した。
「…四季君、最近変わったよね。謹慎明けてからなんか丸くなったというか…私、前から四季君の事格好良いなって思って気になってたの…良かったら私と付き合って欲しい。」
同僚はふっと笑みを零して、口を開いた。
コメント
1件
うわあ…もう、今回は甘々でドキドキが止まらなかったです🥺💕 クロウザーが主様への恋心自覚して、さらに隼人さんとの絡みもあって…もう胸がいっぱいになりました。 特に「俺は負けてられないね」ってクロウザーが言ったところ、強気なのに主様への想いが真剣で、すごく好きです。 最後の告白シーンも、主様がチラッと見られちゃうの、続きが気になります…! 今回は本当に素敵な回でした、ありがとうございます🌙🤍
ぷち
28
ぷち
23,131
#カンヒュ