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前回のあらすじ

じゃぱぱ達に正々堂々と勝負しようと言われ、絶対に全員を倒そうと決意したタツマはガラス棒を···。

残り時間が半分になり、イキイキとしていたじゃぱぱ達だが、だるまの能力により落雷の連続、地上が突然空に浮かぶ島へ変化、だるまが分身し、全員の近くに現れるなど···数々の足止めをくらってしまった。たっつんが夜の行動について作戦会議をしようと提案し、全員が行動を始める。うりがメンバー5人に出会い、何かを始めようとしているが、作戦は上手くいくのだろうか?

一方、タツマはベッドで寝ようとしたが6人が寝ないため、いくら眠っても朝にならない。タツマは、6人が陰湿な嫌がらせをしていると思い込んでしまい···。


残り2:10


〜アカネ(観戦)視点〜


アカネ「ちょ、ちょっと!!何してんのお兄ちゃん!?」

私はだるまの能力で死んでしまった。水色女を殺して喜んでいたつかの間、あの燃えない最強のゾンビに襲われたんだ。

油断していた自分も悪かったけど、人の喜びを邪魔するだるまが許せない。

それより、お兄ちゃんがガラス棒を家のチェストの中に入れて外へ出てしまった。

何で?全員を殺すのにガラス棒は必須のアイテムなのに。これじゃあ妨害ができないじゃない。

奴らに正々堂々と勝負しろって言われたから?でもお兄ちゃんは人一倍勝ちにこだわる人なのに。せっかく一生懸命作ったアイテムを置いていってしまうの?

お兄ちゃん、これからどうするの···?


〜タツマ視点〜


僕はベッドで寝る前に自分の家に戻ってきた。やっぱり正々堂々と勝負して勝つべきだと思ってしまう。でも、本当は心のどこかで卑怯な手も使いたいと思っている。






僕は昔、アカネと近所に住んでいた子供と遊んでいた時期があった。友達とは言えなかったけど、楽しそうだったから。そして、ゲームに勝ったら賞品が貰えるから。

賞品は鉱石でできたオシャレな家具、デコレーションがたっぷりのケーキ、そして生きていくための最低限のお金など、貧乏だった僕たちが求めていた物だった。

でも、1回も勝ったことがない。友達がいないから、ゲームのルールとか全然知ってなかった。教えてくれる人がいなかった。

それでも僕たちは周りの人にルールを教えてもらい、ゲームのことをたくさん理解することができた。これで皆と平等に遊ぶことができる。好きな物を貰うことができる。


そう思っていたが、うまくいかないことだった。


だるまさんがころんだというゲームをしてる時、鬼が見ている時に動かないよう止まっていたが周りの人が僕の背中を押し、鬼に勝つことができなかった。

宝探しをしている時、アイツらが僕たちの分のツルハシや防具をわざと隠した。

そして、僕たちが不利な状況を作った。

脱出ゲームをしている時、ヒントが書いてある紙を隠したり、2階へ上がる階段をブロックで塞いだり、看板に僕たちの悪口を書いたり、かなり悪質な行為を受けていた。

他にも、いろんなゲームで嫌がらせを受けて、僕たちがゲームに勝てないよう酷い扱いをされてしまった。

この時、僕は思ったんだ。


勝つためなら何もしていいんだと、人の妨害をしてでも有利な立ち位置にいればいいんだと。

強者は弱者を潰し、自分だけが喜べばいいと思っている。仲間が多い者は、仲間がいない者を侮辱する。裕福な者は、貧乏な者を見下し笑っている。


そうだ、僕たちも何か勝てる手段を探せばいい。どんなアイテムを使ってでも、悪質な行為をしてでも勝てばいいんだ。

何事にも真面目に全力で頑張る必要はない。


僕たちはそう思い、今まで生きてきたんだ。

たとえ貧乏でも、仲間がいなくても、立場が弱くても勝負に勝てば今までの記憶は全部消える。悲しみが喜びに変わる。

だから僕たちはアイテムを使って6人を殺しに来たんだ。




でも、今は違う。あの恐竜男達は卑怯な手を使わず、自分たちの手でゲームに勝とうとしている。僕がおかしいのか?金も友達も何もない僕が非常識なのか?

···考えた末、僕は家に戻ってガラス棒をチェストの中に入れた。

努力して真面目にゲームに挑む奴らと比べたら、僕は酷いやつだ。

もうガラス棒は利用しなくていい。一旦、置いておこう。

···でも、使いたい。ゲームに勝つために作った物を置いておくなんてもったいない。利用できる回数はまだ2回もある。どうする?早く考えるんだ、僕。

タツマ「···一旦、置いて行くか。ピンチになったらまた取りに帰ることができるし···。まあ、6人くらいこの剣を使えばすぐ倒せるさ···。」


そして僕は家を出て、剣を片手に外へ出るのだった。



〜うり視点〜


じゃぱぱ「よし!!渓谷に繋がったぞ!!」

うり「ナイス!!俺も今渓谷にいるよ!!」

のあ「できれば夜中に皆に会いたいです···!」

シヴァ「···着いた!」

たっつん「シヴァさん!!」

シヴァ「あっ、たっつんいた!!」

なおきり「あともうちょっとで下まで行けます!!男なおきり、行きますよ!!」

俺たちは今、渓谷で合流しようとしている。外にいるとモンスターに襲われるし、そのまま寝ると活動できる時間が短くなる。

急いででも全員が会わないといけない。

だって俺らは···。

たっつん「うりとじゃぱぱおった!!木材で目印つけたから分かったやろ!?」

うり「うん、たっつんさんナイス!!」

なおきり「僕もいますよ!!」

じゃぱぱ「あとはのあさんだけ!のあさん、今どこにいる?」

のあ「今は廃坑にいます!···きゃあ!?」

じゃぱぱ「えっ!?のあさん!?」

のあ「蜘蛛が気持ち悪いです(涙)」

うり「もう!!紛らわしいよ!!でも蜘蛛見つけたのはナイス!!」

蜘蛛が必要なのはある理由があるからだ。それは···。


のあ「···やった!!渓谷に着きました!!」

うり「よし!!全員集合!!」

たっつん「皆、今からダイヤ探しに行くぞ!誰かがいなくなっても代わりに他の人が行けるよう準備しとくんや!」

じゃぱぱ「もうツルハシ持ってる俺たちは蜘蛛を倒していいよね?」

たっつん「せやな!残りの4人はツルハシ作れる分のダイヤ探しに行ってくれ!全員オッケーやったらまたここに集合や!」

なおきり「了解です!!」

のあ「皆さん、気をつけてくださいね!」

まず全員の生死を確認。声で分かるかもしれないけど、一応無事なのか見ておくべきだと思ったから。そして、ダイヤのツルハシを持ってるじゃぱぱさんとたっつんさんは弓矢を作るために蜘蛛を倒す。

のあさんがさっき通った廃坑に行くつもりだ。

残った俺らはダイヤのツルハシを作るためにダイヤを探しに行く。渓谷なら普通の洞窟より見つかる可能性が高いから。

全員がダイヤのツルハシを持って、弓矢が作れた状態を目指す。

シヴァ「るなが最期に剣がなんとかって言ってたから、タツマさんも持ってると思う。だから弓矢を使って剣を壊せばタツマさんは武器がなくなるんじゃない?」

たっつん「シヴァさん頭ええな!まあ、俺はゲーム始めた時点で知ってたけどな!」

じゃぱぱ「それは無理があるよ(笑)タツマの存在知ってなかった時からそれ知ってるのはヤバいって(笑)」

じゃぱぱさんとたっつんさんは廃坑へ向かい、俺らはダイヤ探しを始める。のあさんは1つ持っていたからあと2つ、俺らは1つもないから3つ集める必要がある。

うり「そういえばじゃぱぱさん、結構木材使うかもしれないけど大丈夫?」

じゃぱぱ「それがたくさんあるんだな〜!!なお兄を助けに行く時にたくさん作ったから5スタック以上もあるんだよ!!」

1スタックは64個。5スタックは···320個か。いや多すぎだろ(笑)

なおきり「僕が空飛ぶ島にいたおかげで材料がたくさんあるんですよ!」

じゃぱぱ「そうそう!弓矢を作るために集めたって言ってもいいかもしれないな!」

たっつん「さすがじゃぱぱやなー。」

のあ「天才ですねー。」

じゃぱぱ「もっと感情こめてよ!!プンプン!!」

いや怒るのはまだ分かるけど、プンプンは言わなくてもいいだろ(笑)


〜じゃぱぱ視点〜


あれから1時間が経った。俺とたっつんは弓矢を6人分作り、うり達はダイヤのツルハシを作ることに成功した。なおきりさんがマグマダイブで死にそうになったり、のあさんが落下死しかけたりしたが、6人全員、生き残ることができた。


だるまが何回も俺たちのところに来たが、さっきの強い能力は何も起こっていなかった。

そしてさっき集合したところに戻り、作戦会議をまた行った。

たっつん「さっき確認したけど外は暗かったわ。作戦会議終わった頃には朝になってるかもしれんから早速作戦会議始めるで!」

のあ「はい!」

シヴァ「あのさ、やっぱりタツマさんは倒した方がいいかな?」

たっつん「···6人を倒してきた奴を生かしたら俺たちも危険なことになるかもしれん。それに、卑怯なことをしてきたタツマを許したくない。」

じゃぱぱ「だから俺たちはタツマを倒すことにする!」

タツマとアカネは友達がいないとか悲しいことを言っていた。あまり幸せな生活ができなかったのかもしれない。でも、だからといって俺たちを巻き込んで卑怯なことをするなんて許せない。だから俺とたっつんはタツマを倒そうと提案した。

なおきり「でも今頃反省してるかもしれませんし、もう同じことはしないんじゃないですか?」

のあ「それに、私たちの目的は石像を壊すことだけですから自ら危険なことはしなくても···。」

もちろん反対意見を出す人もいる。でもタツマをこのままにしたくはないんだ。最初、俺たちはタツマの友達になった。友達が悪いことをしたり、間違った発言をしたら止めるべきなんじゃないかと思う。

うり「皆の意見、全部分かるよ。でも俺はタツマさんを倒しておきたい!だって何も悪いことしてないえとさん達を倒すなんて許したくないからね!」

たっつん「シヴァさんはどうなん?」

シヴァ「···るなが近くで倒れてしまった。俺が止めなかった責任もある···でもタツマさんを許せない。アカネさんも。だから倒したい。タツマさんに立ち向かいたい。」

うりとシヴァさんも賛成派だ。でもなお兄とのあさんは···。

なおきり「···」

のあ「やっぱり皆さんは倒しておきたいんですね···。」

じゃぱぱ「でも2人の言いたいことも分かるよ!倒すまでしなくても話し合いとか方法はある!けど···今のタツマが話を聞いてくれるか分からない。だからタツマの目の前に立って皆の気持ちを伝えてあげたい。」

これで2人に伝わるかな···?

この後、縁を切られそうだな···。

なおきり「···分かりました!僕も今の怖いタツマさんを何とかしたいです!」

のあ「···私も、皆さんの意見を聞いてタツマさんをほっておくなんてことできないと思いました!手伝えることがあるなら何でも言ってください!」

うり「何でも!?じゃあ今何色の下g」

のあ「やめろ。」

のあさんが低い声で脅す。でも、少し明るさが戻ってきた。緊張が少し解けた。

じゃぱぱ「のあさん怖いな〜(笑)」

たっつん「うり、後でのあさんの晩飯奢らんとな(笑)」

うり「ごめんって(笑)」

じゃぱぱ「残りは···1時間!」

シヴァ「石像2つだよね?間に合う?」

たっつん「大丈夫や!この後、6つの方向にわかれて探しに行けばいいんや!」

なおきり「ボーダーにはないことが分かりましたから、必死に真ん中の方探せば大丈夫ですよ!」

じゃぱぱ「多分湧き潰ししてるところは石像ないと思うから湧き潰しされてないところを優先に探そう!」

たっつん「あと、もしタツマがおったら弓矢で剣を狙うんやで!」

なおきり「はい!この1時間の努力を無駄にしたくないですね!」

のあ「装備もツルハシも剣も弓矢もありますからね!」

じゃぱぱ「えっ!?ダイヤの剣あるの!?」

のあ「はい!」

じゃぱぱ「···ん?」

のあさんが俺の足元に剣を落とした。

のあ「これ、じゃぱぱさんが使ってください!」

なおきり「リーダーのじゃぱぱさんに使い道を任せるってことですね!」

うり「これでタツマさんを倒すのか、モンスターを倒すのか、全部じゃぱぱさんが決めていいよ!」

シヴァ「じゃぱぱ、頑張って生き残るんだぞ!」

たっつん「ほら、受け取りや!」

じゃぱぱ「···ありがとう、絶対無駄使いはしないからね!あと、皆の思い受け止めたよ!」

俺はのあさんの剣を貰い、左手に持った。

じゃぱぱ「残り1時間、石像を壊すのとタツマを倒すのが目標だからね!」

たっつん「できればこの6人生き残りたいな!」

なおきり「ポピーと共に、僕は歩みます。」

のあ「皆がいるから怖くないです!」

シヴァ「からぴちならこの難しいゲームもクリアできる!」

うり「天下のからぴち様の実力を見せるぞ!!」


じゃぱぱ「じゃあ皆、解散!!」

5人「おおおおおおおおおおおおおお!!」


残り1:00(開始から4時間経過)

だるまさんがころんだ〜アナザーストーリー〜

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