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前回の振り返り!!

新キャラのキモい男、登場!

本編!

あ、やばい家帰らなきゃ

もう日が傾いており、空には夜の暗さが広がっていた。

弟に怒られちゃう…

爆速で自転車を漕ぎ、なんとか7時前に家についたが、きっと弟が怒っている。恐る恐る玄関の扉を開ける。ところが、電気もついておらず 夕飯の匂いもしない。

(待って、まさか誘拐?)

いくら中2といえどうちの弟は可愛すぎる。

「りお?ねぇりお!どこいったの!?!」

半ばパニックを起こし、私は弟の名前を連呼した。

(あなたまでいなくなったら、私は、私は…)

「おねえ!?どうしたの?大丈夫!?」

「い、居なくなっちゃたのかと思った」

そう言って泣き出した私の頭を抱きしめてそっと撫でた。

「おねえ大丈夫だよ。僕はおねえのそばにずっといるから、それからこんなに遅く帰ってきちゃだめ。僕も心配したんだよ!」

「り、りお〜ごめんなさい。次から出来るだけ早く帰ってくるから…」

シュンとなった鈴音を見てりおは満足気にこういった。

「反省したなら良かった。さぁご飯にしようか」

鈴音の頭を放し、キッチンヘと向かう。

(おねぇ可愛かったなぁ。次は5分ぐらい放っといてもいいかも…)

眉をひそめ、愛おしいものを見るような目で少し高角を上げた。

「おねえは俺のもの。絶対に誰にもあげない。」

ぽつりと呟く、しかし鈴音には届いてはなかった。

手には包丁をもっており、その目は酷く恐ろしかった。

そう、お察しのとおり、佐野 理央はヤンデ……シスコンである。

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