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月尾珠丸
8巻
ルーシル「そこからか…お前カラスのクソ野郎から聞いてないのか…」
大瀬「は、はい…?」
ルーシル「私は…確かに死んだ。だけど大体の人が死んでいる人達だ。ここにいる人とかもな。ただりおは違う。私が許可した人だ。彼女は意外と黙るタイプなのか?」
大瀬「聞けば答えてくれますけど…」
ルーシル「私から説明しよう。死んだ人がここに来る理由としては色々あるんだが…ここに来る人はみな白鳥となにかある。例えば白鳥と子供の頃遊んで好きになった。とか。色々ある。私はその一人でもある」
大瀬「じゃあ僕はなんでカラス族に…」
ルーシル「知らねぇよ。ただ私が知らぬ間に許可してたんだろうね。私が白鳥の神になる前は私よりも長くいる別の白鳥の神がいたさ。あの人はとても厳しいけど優しいオールバックだった…」
大瀬「オールバック…?!はぁ…?そう言えばりおは?」
ルーシル「りおか…あいつは…」
大瀬「…?」
ルーシル「あいつは…元々。カラス族だったんだよ。」
大瀬「…へ?」
ルーシル「私からは、話しを出したくない。」
大瀬「何があったんですか?」
ルーシル「まぁ…ちょっとちょっとだけなら。
あいつはカラス族なのにカラス達がりおの事を嫌っていたらしい。なぜかも分からないが…そこで私はたまたまカラスに襲われている小さいりおを見つけた。カラスに物を取られたようでな…そこから私はりおを白鳥の仲間にしたんだ」
大瀬「…何も理解できなかったかも…カラスが…襲う…?今度りおにあった聞いてみようかな…」
ルーシル「やめとけ。殺されるぞ。あいつ、全然人殺すからな。」
大瀬「え?捕まるやん。」
ルーシル「ははw冗談だよ〜wさぁ…大瀬くん。そろそろ死ぬお時間では?」
大瀬「What…」
ルーシル「君は元々カラス族なんだよ。私も私で、殺さないとねぇ…?」
大瀬「ちょちょちょまってえええ!!」
ルーシルは白い弓矢を目の前で取り出し、矢を装填して大瀬の頭に向けた。
大瀬「え、近くないか?いやどう見ても近すぎるよね。」
ルーシル「次で最後だ。最後に何か言うことあるか…?哀れな子供よ。」
大瀬(ここで何とかしないといけない…完全に殺意の目をしている…どうすれば…飛ぶ…?いやそれじゃあそのまま心臓貫かれる。くっそどうすれば…)
ルーシル「まだか?このまま沈黙を貫くのなら殺すぞ。」
大瀬(そうか…ポケットに何かあるではないか…
🪶だ…これを使えば…)
大瀬「はぁ…なぜか…上にカラスが…いる気がしますね。ありがとうございました。」
ルーシル「ふっwなんだお前。」
その時。カァーカァー!カラスが本当に上にいた。
ルーシルは気を取られる。
大瀬「お邪魔しました。」
ルーシル「おい!」
ルーシルは矢を放すが遅かったようだ。そこには黒い羽が舞っていた。
大瀬「ふっぅ〜〜〜死ぬかと思ったぁ〜まじナイスカル!」
カル(大瀬のカラス)「ふっw良かったな!僕の目が青くて見つけやすかっただろ?」
大瀬「死ぬかと思ったわぁ…(小声でぼそっと)
たまには役に立つんだな…」
カル「今なんて?」
大瀬「なんでもないよ。てかなぜ居場所を…」
カル「君の羽の血の匂いから辿ってきたんだよ。意外と遠かったけどねぇ?まさか白鳥のとこにいるとは…エルシーに言っちゃおうかな?」
大瀬「自分で言うわ。」
そして大瀬はエルシーのとこへ向かう。
大瀬「エルシーさ〜ん?」
はるか「あれ?大瀬?来たの?」
大瀬「あ、はるか居たのね」
はるか「カラスを蘇らせるためにエルシーに頼んできたのよ、今エルシー忙しいんじゃないかな…?何かあったの?」
大瀬「いや少し話したいことがあったからね。」
はるか「私はそろそろ帰るからまた明日ね?
ばぁい〜」
大瀬は神殿のエルシーの椅子の方へ向かう。そこにはテーブルの上にカラスの死体がありエルシーが蘇らせている。
大瀬「エルシーさん?」
エルシー「…」
エルシーは死体に手を当てる。カラスが蘇る。
大瀬「お〜…」
エルシー「うわぁ…いたのか…大瀬。どうした?」
大瀬「少しお話したいことがありまして…」
エルシー「ほう…こっちに来な。」
神殿 小部屋にて
エルシー「で、どうしたのか?」
大瀬「実はこれ…」
大瀬はポケットから赤い目玉を取り出す。
エルシー「…?ビー玉みたいだな…?なんだこれは?」
大瀬「これ…実は…白鳥族の天界に行く目玉なんですよね…」
エルシー「なるほど…え?!それはどういう…?」
大瀬「死体を回収してる時に白鳥がポツンと居たので…興味本位で…家で見たらなんか取れて…死体を捨てるために外にでたら…目玉の月の柄と月が合って…なんか…行けちゃいました☆」
エルシー「…行けたの?!」
大瀬「行けました。証拠品です。」
カル「どうも。証拠を持った”カラス”です。」
エルシー「ぁあ…カルか…どれ記憶を見せてもらおう。」
そう言ってエルシーはカルの頭を触る。
エルシー「なるほどなぁ…まぁ…大瀬良くやったよ…敵の拠点が分かったし…まさか偶然で行けるとは…w
とにかくありがとう。」
大瀬「良かったです…」
エルシー「明日は学校だろ?そろそろ帰りな。」
大瀬「あざました〜」
次の日
先生(担任)「そろそろ夏休みだな〜気を抜くなよ〜川行くなよ〜犯罪犯すなよ〜はい朝の会終わり、今日も頑張ろ〜」
大瀬(相変わらずめんどくさそうに話すなぁ…)
みる「大瀬くん、一緒に理科室に行かない?」
大瀬「あ、うん、いいよ。」
大瀬(珍しいなぁ…?)
みる「もうすぐ夏休みだねぇ〜大瀬くんは何かするの?」
大瀬「のんびりゲームかなぁ…?」
(まさかもうすぐ夏休みだねとかはるかより先に言うやついたのか…)
みる「なにするのゲーム」
大瀬「ん、普通にFPSとかよ。」
みる「私もやってたりするなぁ…」
大瀬「みるもやるんだなぁ…」
みる「うん!」
理科室
理科の先生「はい、それじゃ昨日の続きねぇ〜細胞がのウンタラカンタラ」
大瀬(暇すぎる。ここらへん別に聞かなくても役に立たないやろ…)
ヒロ「うい、先生〜ここってこれでいいんすか?」
理科先「うん、おっけーだよ。」
ヒロ「うぃ〜す。」
はるか「大瀬、あそこあんな仲良かったっけ?」
大瀬「前から仲いいよね…なぜか理科の時だけめちゃやるんよあいつ。」
はるか「へ〜」
みる「あそこの二人何かあるのではないでしょうか…?」
※大瀬とはるかとみるは同じ班です。
はるか「どゆこと?」
みる「もしかしたら家族ってことありません?」
大瀬「でも名字違うくね?」
みる「確かにですね〜…考えすぎですね…」
はるか「まぁ探しても何もないしな…」
大瀬「ぁ〜家どうしよぉ…まじで警察たまに来るから本当やめてほしいわぁ…」
みる「え?大瀬くんもしかして犯罪…?」
はるか「まぁ色々あったんだよ…鳥の死体とかなんかあったらしい…」
大瀬「そそ…(はるかカバーないすぅ!)」
大瀬ははるかに目を合わせてウィンクする。
はるかも同じくウィンクする。
理科先「はい、じゃあ今日はここまで〜明日で最後だから頑張ろう!」
はるか「明日終わったら夏休みやぁ〜」
大瀬「やね〜」
はるか「さて…帰りますか…」
大瀬「だねぇ〜」
そして明日、ではなく…夏休み初日。
大瀬「…なんで…海?」
大瀬の目の前には綺麗な海が広がっていた。
9巻に続く。
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