テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
※この作品はα×Ωバースを題材とした創作です。
※ご本人様とは一切関係ありません
※苦手な方・tt×jp地雷の方は閲覧をお控えください
〜自己紹介〜
黄神 たつや(tt)
・あるふぁ
・jpと『先に好きになった方がまけ』と
いう約束をした
・jpと幼馴染
・すでにjpのことが____である
緑川 じゃぱぱ(jp)
・おめが
・ttと『先に好きになった方がまけ』と
いう約束をした
・ttと幼馴染
・すでに ttのことが____である
jp『先に好きになった方がまけな!』
それは、まだ俺たちが小学生だった. 頃。
公園のベンチに座っていたjpが、突然そんなことを言い出した。
tt「……なんやそれ」
jp「だって、好きな人ができたら負けって.
面白くない?」
tt「意味分からんねんけど」
jp「いいから!」
jpはそう言って、小さな小指を俺の前に差し出した。
jp「約束しようよ」
tt「……ほんまに?」
jp「うん!」
tt「絶対?」
jp「絶対!」
tt「……分かった」
俺も小指を絡める。
tt「じゃあ、先に好きになったほうが
負けな」
jp「うん!」
tt「俺、絶対負けへんから」
jp「俺も!」
二人で笑った。
――あれから、何年経っただろう。
俺たちは今でも、その約束を守っている。
……少なくとも、表面上は。
jp「ttー! 早く!」
玄関を開けると、少し離れたところで
jpが待っていた。
tt「待ってや、今行くって」
jp「もう十分待ったよ」
tt「ごめんごめん」
jp「寝坊したの?」
tt「昨日ちょっと遅くまで起きててん」
jp「また?」
tt「うん」
jp「ちゃんと寝ないとダメじゃん」
tt「jp、お母さんみたいやな」
jp「誰のせいだと思ってるの」
tt「俺?」
jp「そう」
jpが呆れたようにため息をつく。
その横顔を見て、俺は思わず笑った。
jp「……何?」
tt「いや」
jp「何笑ってるの」
tt「なんでもない」
jp「絶対なんかある」
tt「ないって」
jp「……ほんと?」
tt「ほんまやって」
並んで歩き始める。
いつも通りの朝。
いつも通りの道。
いつも通り、隣にはjpがいる。
――それだけなのに。
俺は、こいつと歩く時間が結構好きだった。
jp「……tt?」
tt「ん?」
jp「さっきからこっち見てない?」
tt「見てへんよ」
jp「見てた」
tt「気のせいやろ」
jp「絶対見てた」
tt「……」
jp「ほら、また見た」
tt「バレた?」
jp「バレるよ」
jpが少しだけ頬を膨らませる。
……かわいい。
jp「なんで見てたの?」
tt「んー……」
俺は少し考えてから、笑った。
tt「今日もかわええなって思って」
jp「…………」
jpの足が止まった。
jp「……え?」
tt「ん?」
jp「今、なんて?」
tt「かわいいって」
jp「……////」
jpの顔が、みるみる赤くなっていく。
jp「……急にそういうこと言わないで///」
tt「なんで?」
jp「困るから//」
tt「へぇ」
jp「何、その顔」
tt「いや、照れてんのかなーって」
jp「照れてない!」
tt「ほんま?」
jp「ほんと!」
tt「顔、めっちゃ赤いけど」
jp「これは……暑いだけ!//」
tt「今日そんな暑ないで?」
jp「……もう知らない!」
jpが先に歩いていく。
俺は笑いながら、その後を追った。
tt「待ってや」
jp「待たない」
tt「ごめんって」
jp「知らない」
tt「jpー」
jp「……」
tt「一緒に行こうや」
jp「……仕方ないな」
少しだけ歩く速度が落ちる。
俺はその隣に並んだ。
tt「ありがと」
jp「……別に」
tt「嬉しいわ」
jp「……」
tt「jpは?」
jp「何が?」
tt「俺と一緒に歩けて嬉しい?」
jp「……普通」
tt「そっか」
俺は前を向く。
tt「俺は嬉しいけどな」
jp「……」
tt「毎日一緒におるけど、それでも
嬉しい」
jpが黙り込む。
tt「……jp?」
jp「……俺も」
tt「ん?」
jp「俺も、嬉しい」
tt「……」
jp「何?」
tt「今、好きって言った?」
jp「言ってない!」
tt「いや、言ったやん」
jp「言ってない!」
tt「俺は聞いたで?」
jp「聞き間違い!」
tt「ほんま?」
jp「ほんと!」
tt「じゃあ、もう一回言って」
jp「絶対言わない」
tt「なんで?」
jp「……」
jpが俺を見る。
jp「言ったら負けだから」
tt「……あー」
思わず笑ってしまう。
tt「まだ覚えてたんや」
jp「当たり前でしょ」
tt「そっか」
jp「ttだって覚えてるじゃん」
tt「まぁな」
jp「じゃあ、絶対先に好きに
ならないでよ」
tt「……うん」
jp「約束ね」
tt「約束」
jpが小指を差し出す。
俺も小指を絡める。
子どもの頃と同じように。
jp「絶対、負けないから」
jpが笑う。
tt「俺も」
俺も笑った。
tt「……俺も絶対負けへん」
そう言ったけど。
本当は――
もう、とっくに負けている。
俺はずっと前から。
jpのことが好きだった。
放課後。
jp「tt、一緒に帰ろ」
tt「ええよ」
教室を出ようとした、そのとき。
mb「jpくん!」
後ろから声をかけられた。
振り返ると、同じクラスのmbが立っている。
mb「今日、一緒に帰らない?」
jp「え?」
jpが困ったように俺を見る。
jp「……」
なんや。
その顔。
jp「ごめん。今日はttと帰る約束してるから」
mb「そっか。また今度誘うね」
jp「うん」
そのαが去っていく。
tt「……」
俺は何も言わず歩き出した。
jp「tt?」
tt「ん?」
jp「どうしたの?」
tt「別に」
jp「なんか怒ってない?」
tt「怒ってへんよ」
jp「じゃあ、なんで先に行くの?」
tt「……」
jp「tt?」
俺は立ち止まる。
tt「……あいつと帰りたかった?」
jp「え?」
tt「さっきのmb」
jp「いや、別に」
tt「ほんま?」
jp「うん」
tt「……そっか」
jpが首を傾げる。
jp「もしかして……嫉妬してる?」
tt「してへん」
jp「ほんと?」
tt「ほんま」
jp「じゃあ、俺があの人と帰っても
いい?」
tt「……」
jp「tt?」
tt「……嫌」
jp「え?」
tt「嫌や」
思わず本音が出た。
jpが目を丸くする。
jp「なんで?」
tt「……」
jp「幼馴染だから?」
tt「……」
jp「それなら、別に――」
tt「違う」
jp「え?」
俺はjpを見る。
tt「……幼馴染やから嫌なんちゃう」
jp「じゃあ、何?」
tt「……」
言えるわけがない。
だって。
言ったら――
負けだから。
tt「……なんでもない」
jp「tt?」
tt「帰ろ」
俺は先に歩き出した。
後ろからjpが追いかけてくる。
jp「待ってよ!」
tt「早よ来て」
jp「……もう!」
jpの足音が近づいてくる。
そして俺の隣に並ぶ。
jp「……今日、一緒に帰ってくれる?」
tt「当たり前やろ」
jp「……そっか」
jpが小さく笑った。
俺も笑う。
だけど。
その日の夜。
スマホを見ると、jpからメッセージが届いていた。
jp『今日はありがとう』
tt『どういたしまして』
少し考えてから、もう一度送る。
tt『俺、jpと帰れて嬉しかったで』
既読がつく。
しばらくして――
jp『……俺も』
そして、その数秒後。
もう一件。
jp『ttは、俺のこと好き?』
俺は画面を見つめた。
tt「……」
心臓がうるさい。
これは。
もしかして。
言っていいのか?
でも――
jp『好きやで』
そこまで入力して。
指が止まる。
そして、全部消した。
代わりに送ったのは。
tt『どうやろな』
すぐに返信が来る。
jp『ずるい』
思わず笑ってしまう。
tt「……ほんま、ずるいのはどっち
やねん」
スマホを伏せる。
けれど。
その数分後。
jpの部屋では――
jp「……俺、絶対負けないから」
jpがスマホを抱きしめながら、顔を真っ赤にしていた。
二人とも知らない。
このときから少しずつ、
「好きになったら負け」という約束が、二人の距離を変え始めていたことを。
そして――
翌朝、jpから届いた一通のメッセージが、二人の関係を大きく変えることになる。
――第1話 END
ここまで見てくれてほんとにありがとうございます!🥺
新連載、たつじゃぱで
『あなたにすきってつたえたい』
連載開始です!
応援よろしくお願いします!🥺
学生なのでお勉強が忙しいんですけど頑張って書きます😇
Next→♡50
#じゃぱたつ
くず。
103
コメント
1件
うわあ、このもどかしい感じ……めっちゃ好きです!「先に好きになった方が負け」っていう約束が、お互いの気持ちを封じ込める枷になってるのが切ない。小学生の頃の約束が今も続いてて、でも二人ともとっくに“負けてる”って気づいてるところがもう……。最後のスマホのやり取り、打っては消す仕草にすごく共感しました。続きが気になります!